公民館主催の「『どうする家康』…」という講座を聞きに行った。講師が、「大河ドラマ」では描かれない人物像をその内面性に触れて興味深くお話くださった。
歴史に登場する人物像は、ほんの一部しか伝えられていない。また、その時代時代においてその人物の評価も分かれる。
かつての英雄が、その後もずっと英雄だとは限らない。また、かつての卑怯者が、実は堅実な人物であったりもする。
ふと思い出し、三浦綾子の「細川ガラシャ夫人」を読んでいる。主人公のガラシャは明智光秀の娘、キリスト者となった玉子である。
父の明智光秀は、大河ドラマでは主君の織田信長に反逆した「逆臣」である。戦国時代では三日天下で終わったが、明智光秀は実に愛情深い魅力的な人物だ。
「どうする家康」は見てません。テレビないもん!
歴史上の人物がどのような人であるか…正直言って日本史の有名な人のこともあまり知りません。
その人が、どのように後世に伝えられているのか、もしかしたら伝える人によって違うのかもしれません。
その時代の先駆者は、その時代には誰からも理解されなかったかもしれないし…
ガリレオ・ガリレイは、まさにそんな人だったと思います。
おそらく、有名人だけでなく、名も知れぬ多くの人が誠実に生きてきたから、世界は今も保たれているのかなあ、なんて思うことがあります。
そして、2000年の時を経ても今も変わらない方がおられます。
「イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変わることがない。さまざまな違った教えによって惑わされてはならない。」(へブル人への手紙13章8.9節)
そういえば、姫路城を誰が築城したのかも知りませんでした…
家康によって徹底的に弾圧されたキリシタンたち…どんな日々を送っていたのだろう…
ひたすらイエスさまを信じて、死に至るまで忠実に生きぬいた人々…
天国でお会いできたら、恥ずかしくないように生きたいと思います