こんにちは。

 

やろうと思っていたサラセニアの種まきをしましたので、載せることにします。

 

良い時期で、やり方も簡単に説明しておきます。なので、今回は短めです。

 

まず、保管しておいた種を準備します。プルプレアは二系統、フラバ・オルナタ、ミノール・オキフェノーキーです。

サラセニアの実生には何の利点があるのかというと、たくさん増やせることです。運で良い形質が出ることもあります。欠点は形質がばらけることです。ただ、形質はばらけますが、結局、だいたい同じものが多く育ちます。

 

 

ゴマみたいな種です。

 

 

昔から言われていることですが、サラセニアの種には厄介な特性があり、そのことを知らないと、発芽まで時間がかかります。それは種の表面が水をはじくことです。水を利用して遠くへ運ばれようとしているのかわかりませんが、そういう性質がサラセニアの種にはあります。そこで、発芽させるために水をはじくワックスみたいなコーティングをとってあげる必要があります。それは、簡単で、寒いうちに種をまくことです。そうすると、寒さに当たって、コーティングがはがれて水をはじかなくなります。寒いうちにまけなかった場合は、洗剤を入れた水にいれ、冷凍庫で凍結させて浮いてこなくなったらまいてあげる方法もあるようです。他にも砂に混ぜて凍らせて、まく方法もあるみたいですね。いずれにしろ、コーティングをなくすことが、サラセニアの発芽には必要なのです。

 

 

用土は今回は使いまわしにしました。軽石と赤玉土、ピートモスが入っています。前になんかを栽培していた土ですが、捨てずに集めておいてふるいにかけて、天日干ししました。こんなもんで十分です。肥料分の無いものなら何でもいいでしょう。その上にバラバラにまいておきます。覆土は必要ないです。

 

 

ラベルで分類、プルプレアは端に分けておきました。後はフラバ・オルナタ、ミノール・オキフェノーキーなど今回は特徴がある種類なので、わかるのでこれでいいでしょう。

 

 

ぱらぱらまいたら、外に置き、腰水して終わりです。大体、春にはほとんど発芽します。発芽した直後は小さいので水で流れないようにしてください。その後は小苗も親株と同じ管理で良いです。大きくなったら植え替え、だいたい4,5年で開花するまでに大きくなります。

 

 

こんな感じで、サラセニアの種まきはぜんぜん難しくないです。種があるならぜひまいてみてください。植え替えがたいへんですけどね。もちろん、成株にならないものもあります。

 

 

枯葉も切り取りました。通気は大切ですね。切るとるときは、病気がうつらないように念のため消毒するのが無難ですね。

 

以上です。ご覧いただきありがとうございます。

では、またです。

 

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