5・11アストラゼネカ事件/記者会見のお知らせ | AZU:アストラゼネカ従業員労働組合のブログ~東京管理職ユニオン~

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当労組は以下のようにプレスリリースをしました。

 

5・11アストラゼネカ事件/記者会見のお知らせ

リストラ目的の「PIP」、断れば降格・減給・追い出し部屋

「開業医には出来の悪い営業マン」=前代未聞の医療者差別

妊娠出産で女性の評価を下げる露骨なマタハラ

 

アストラゼネカ株式会社は、イギリスを本国として、従業員数約6万人(日本約3千人)を擁する世界的製薬企業です。同社は、不当なリストラを繰り返してきましたが、私たち東京管理職ユニオンは、MR(医薬情報提供者と呼ばれる営業マン)を中心に「アストラゼネカユニオン」を結成し、闘ってきました。

しかし同社は、新たに「新キャリアレベル制度」なる異常なシステムを導入しました。これは、MRの努力で培ってきた実績を白紙化し、大病院を頂点として医療機関を階層化し、同社がそれまで重要視していた開業医を根拠なく下位に置き、担当MRはレベルが低いとして、賃金を低く設定したものです。このシステムは、MRの客観的実績を無視しているだけではなく、医療という人の命や健康にかかわる領域で医療者を差別する、他の製薬企業で類を見ない酷いシステムです。このようなシステムを会社が導入した理由は、安易にMRの人員と人件費を削減しようとしていることに他なりません。

さらに信じ難いことに、出産を控えていた女性MRたちは、上司から呼び出され、「産休明けの社員はM2レベル(下から2番目のレベル)に落とす」と暴言を吐かれました。これは露骨なマタニティハラスメント以外の何物でもありません。

また、PIP(Performance Improvement Plan=業績改善計画)と呼ばれるリストラ目的の業務命令も濫用されています。これは、中高年従業員に対して無理難題を与え、達成できなければ降格減給する脅し、退職を迫るものです。私たちは、評価根拠開示を求めていますが、会社は拒否し、何ら根拠を示していません。

そして会社は、「分室資材管理担当」という職務をでっち上げ、倉庫掃除をさせる「追い出し部屋」を作り出しました。すでに配転を迫られ、退職に追い込まれた従業員も発生しています。

私たちは、断固として闘うために、先行している事件も含め、東京地裁に3つの裁判と東京都労働委員会に2つの事件を提起してゆきます。つきましては、来る5月11日に下記の要領にて記者会見を行うこととしました。

 ご多忙のことと存じますが、本件に関する取材報道をお願い致します。

 

  日 時:2017年5月11日(木)14:00〜

  会 場:厚生労働記者会(千代田区霞が関1−2−2中央合同庁舎第5号館内9F)

  連絡先:渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2Fユニオン運動センター内

東京管理職ユニオン(執行委員長 鈴木剛)  http://www.mu-tokyo.ne.jp

Tel 03-5371-5170   Fax 03-5371-5172

鈴木メール  suzuki@mu-tokyo.ne.jp  鈴木携帯 090-3504-0662

以上

 
  
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