母と紙パンツ | きげんよく暮らす

きげんよく暮らす

淡路島に帰り高齢の両親との生活に。思いがけない病気になったり、両親の老いからの問題がいろいろ出てきたり日々いろんなことがありますが、少しでもきげんよく暮らせたら…と。

水仙があちらこちらで咲き始め、いい匂いをさせています。

 

 

母がやっと紙パンツをはいてくれるようになりました。

数年前から尿漏れが始まっていて、しだいに干してあるパンツの枚数が増えてきて。

7、8枚になった時、失禁パンツを買ってきて勧めました。

すると、しばらくして、あれをはいたらよけいに漏れると言います。

そんなはずはないんだけど…。

たぶん、しっかり吸水するからたくさん出たように感じるだけでは?

ふだんはその分ズボンなどにも染みてる?

でも、本人が拒否するんでしかたありません。

それならとパッドを使ってもらうようにしました。

でも、もったいないと思うのかあまり減らないし、相変わらず干してる下着の数が多い。

 

そうこうしてるうちに、お年寄りのサロンに行ってる時に「ズボンまで染みた。着替え持ってきて!」との電話が。

それがショックだったようで、それ以来紙パンツを履くようになりました。

 

私は抗がん剤治療中、あっと思ったらもう出てる状態のひどい下痢になり、即紙パンツを買ってきました。

紙パンツを使うことにはまったく抵抗がなかったんだけど、それは一時的なものだったからでしょうか?

結構プライドの高い母にとっては抵抗があったようです。

 

人一倍元気で頭もしっかりしていた母ですが、昨年の初めくらいから みるみる老いが進んできてる感じ。

持ってるチカラを落としたくないので、後始末しなくちゃいけなくてもできることはしてもらおうと思っています。

 

友人のお母さんも多趣味で人付き合いがよく運動習慣もあり、この人はいつまでも元気でいそう…と思っていたのですが、そう長くない経過をたどり友人のこともわからなくなりました。

ホントに誰が認知症になるか、わからない。

まさしく、交通事故と同じ。

対策できることはしといた方がいいけど、あとは…というところでしょうか。