拝啓、皆さまこんばんは

御賢台さま方に於かれましては如何お過ごしでせうか?

城太郎が日本を捨てて墨西哥に来たのが遠き昭和の時代なんです...

長かったのか、短かったのか、良く判りませんけども、何て言うかあわあわと毎日を風のように生きてしまって気が付いたら37年も経ってしまったんです...

遠く祖國を離れ来て北米大陸の墨西哥に移住して幾星霜の年月が経ってしまった訳です...
※メキシコは中南米ではなくて北米です(念の為😣)

城太郎は20代の時に祖國を捨てて村抜け脱藩して自由な新天地に亡命した訳ですけども日本人である事を辞めた訳ではありませんし捨てた祖國とは言え自分が生まれた國ですから(祖國の行手、如何ならん)などと気に掛けたりする事もあるんです...

小林旭さんの『遠き昭和の...』の歌じゃないですけど城太郎が日本に居た時代は不沈空母の中曽根幕府の時代まででジャパン・アズ・ナンバーワンで日本の景気が良くてジャパニーズ・マニーの円さまと日本製品が世界を制覇してパスク・アメリカーナの時代からパスク・ジャポニカの時代に成った時までしか城太郎は知らない訳です。

政治は結果主義ですから中曽根康弘将軍さまの政(まつりごと)は良くて中曽根将軍のあとの連中が不沈空母の日本を沈めたと言う事に成る訳です。

少子化とか言う問題はつまり未婚率が高いと言う事らしいんです。
今の日本人の成人人口の約五割近く(2人に1人)の人が未婚と言う事らしいんです。

結婚したあとに離婚した人ですとか配偶者の人が亡くなった為に1人暮らしをしていると言うような人は外国にも多いんですけども今の日本の場合は1度も結婚した事が無いと言う意味での生涯未婚率が50%近いらしいんです。

剣の修行の為にお通と夫婦(めおと)に成らなかった新免武蔵こと通名宮本武蔵さんと比べたらおこがましい訳ですけども城太郎も籍を入れて縛られたら撞球(ビリヤード)の修行の邪魔に成るので『同棲すれども結婚せず、明日の命を誰が知る』と言う考えで日本に居た時は何人かのお通と同棲して別れた挙げ句に日本を飛び出して撞球道の武者修行をしたんです。

例えば日系アオモリ人のアオモリーニャのミェーコウ・ナルシミャービッチさんこと通名鳴●美●子さんとのケースで言いますと彼女は原宿のサ店でウェイトレスのバイトをしていて城太郎は高校生の時から働いていた六本木のサ店でウェイターの仕事をしていて2人ともフリーアルバイターだったんですけども2人の収入を合体させたら月に40万トンくらいのオキャアネさまでしたからあの当時は正社員で無い人でも結婚出来た時代でしたし大抵の人が結婚してたみたいなんです。

正確なデータが無いから35歳を過ぎて結婚してない男性の割合が何%くらいだったのか良く判らないんですけどよっぽどモテない人か逆に凄くモテる女たらし的な人が未婚であとは大抵の日本男子が結婚してた時代です。

今は低収入の男と高収入の女が結婚出来ないそうなんですけども1部上場の有名企業に勤めている人と言うのは日本の人口の数%くらいで日本のサラリーマンの大多数が中小企業の社員だそうですから結婚出来ない男子が増えていて自炊しないといけませんから料理が趣味とか料理が上手い人が増えてるらしいんですけど給料が上がらないのに物価が上がると言う状況は共稼ぎだったら何とか乗り切れるかも知れないんですけど1人暮らしだと真綿で首を絞められるように岸田将軍さまの攻撃が効いて来てしまう訳です。

電気代も上がるそうです。

今の岸田幕府の日本はITと反社の人間だけが羽振りが良くて額に汗して働いてる人たちが首を締められると言う酷い世の中に成ってるそうなんです。

商店街のラーメン屋さんとか町中華のお店で地元で何十年も商売をして来た人のお店が幕府のK田将軍さまと日銀のU田さんに殺されてバタバタ潰れたらしいんです。

メキシコの場合でも独居老人でしたら年金だけだと大変なんですけど日本と違って独居老人の人が凄く少ない国なんです。

息子夫婦や孫夫婦と一緒に住んで家賃もタダですし家の長老ですからメシ代や光熱費も取られないので貰った年金は全部自分の趣味に遣えるので年金生活者の人たちが週に四回とか五回ビリヤードをしたり出来るんです。

インフレに1番弱いのが年金生活者と言うのは日本もメキシコも同じなんですけど日本の場合は独居老人の70過ぎの人たちの半数以上が老骨に鞭打ってアルバイトの仕事に行かないと生きていけないと言う酷い状況らしいんです。

岸田幕府の作戦が年貢米を取れない老人を殺して淘汰すると言う事らしいんです。

岸田幕府さまと言うのは聞くところに拠りますと、針の山を登らせる地獄の閻魔並みの鬼幕府みたいらしいんです。

(祖國の行く手、如何ならん)などと言う事を思う今日この頃で御座います。

(Sauce : Shochiku Co.Ltd)

♫権門上に驕れども
 國を憂うる誠なし
 財閥富を誇れども
 社稷を想う心なし

...やはり、ニ・ニ六しか無いんじゃないですかね?🤔...
「目標わぁ、警視庁ぉっ!合言葉は尊皇討奸!」
(とか言っちゃって😣)

映画の『二二六』は三浦友和さんの安藤大尉も良かったんですけど野中四郎大尉を演じた萩原健一さんが凄く良かったです。

挨拶代わりの前置きのペシャリはこのくらいにして置いて本編に入ります。

3月22日に書きました第12章からの続きで第13章に入ります。

第13章、入ります!

さしたる感動もなくピーヒャラした感じでソカロの憲法広場に着きました。

ソカロ広場の前の売店です。

メキシコはオープン価格制度の国だからコンビニで売ってるコーラの値段が場所に拠って違う国なんです。

こう言う場所の物は城太郎が住んでる町の値段よりも2ペソから5ペソ高いんです。

日本だと東京都港区六本木のコンビニのコーラの値段も青森県五所川原の村の萬屋(よろずや)さんで売ってるコーラの値段も同じなんです。

城太郎が住んでる町にはブラウニー(Brownie)などと言う物を売ってるお店は無いんですけど隣り町のメルカードの中のフラッペ屋さんで18ペソ(👉162円)で売ってました。
ブラウニーって言うのはアメリカの田舎の農民の人が食べるお菓子の事だそうです。

ソカロ広場の近くの外国人観光客が多い通りのカフェテリアだとアメリカの田舎の農民菓子のブラウニーさまとやらが120ペソ(👉1083円)で小さい缶コーラが35ペソ(👉316円)もするんです。

上の写真の売店で売ってる飲み物とかはそこまでのボッタクリ価格では無いんですけどやはり高い訳です。

城太郎たちが住んでる町の物価と比較したら2ペソから物に拠っては5ペソもボリ価格で高く成ってるんです。

だから城太郎たちはコングレソ公園の前のお店で飲み物を買ってリュックに入れて来た訳です。

↑ブラウニーが120ペソで小さい缶コーラが35ペソです。


城太郎は童顔な為に50歳台から60歳台に見られる事が多ひんですけど實を言ひますと大正八年の生まれでありまして今年で105歳なんです。

昔は徴兵制度と言ふ物がありましたから城太郎は廣島第五師團の歩兵11聯隊に入營しましてマレー半島に敵前上陸して以來、夜を日に継ひだ強行軍の進撃をして英國の東洋支配の牙城たるシンガポール(昭南)を白人の植民地支配から解放する為に各地で英國軍と激しひ戦闘を重ねてジョホールバルを陥として遂にシンガポールの英國軍を降伏せしめてシンガポールに入城したんです...

『戦友の遺骨を抱ひて』の歌の歌詞にありますやふに亡き戦友の遺骨の箱を白布に包んで首から下げてシンガポール市に入城した時には『戦友の遺骨を抱ひて』の歌の歌詞と一緒で山から起こる萬歳の声に涙が溢れて來て泣けてしまひました...

シンガポール市を目前にしたジョホールバルの戦闘で城太郎の同郷で同年兵の佐藤健治一等兵が戦死しました。

サトケンこと佐藤健治君は同じ町内の幼馴染みで城太郎と尋常小学校も一緒だったんですけど佐藤の健ちゃんの遺骨が入った箱を首から下げてシンガポール市に入城した時に現地の人たちが日の丸の旗を振って「ニッポン、バンザイ、アジア、バンザイ」と言って迎へてくれた時に城太郎は涙が溢れて来てしまひました...

(  写真 : 光人社さま )

マレー半島上陸以來、シンガポール攻略までに多くの同郷の廣島縣人の戦友たちが戦死した譯ですけど白人に植民地支配されてゐた人たちが日の丸の旗を振って「ニッポン、バンザイ、アジア、バンザイ」と言ってくれた言葉で戦死した仲間たちが浮かばれる...と想ったら涙が止まらなくなったんです...

...って言うのは嘘です。

大正生まれの人の振りがしたくて嘘付いちゃいましたあ〜

あの時のシンガポール入城と比べたら、たかが左翼政党如きの寄り合いですから感動などと言う物は1ミリも無かったです。


(Sauce : Multimedios TV )
↑メキシコ合州国の当代組長のアムロことオブラドル某(なにがし)です。

都市部の低額所得者と田舎の農民の人たちとか先住民族の人たちが現大統領のアムロ(※1)を支持したんです。
(※1)アムロ👉アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドルの頭文字から取った仇名です。

あらましで言うとメキシコの中上流階級が人口比の30%で下流民の(城太郎もそっちの側ですけど...)庶民の民草が70%くらいなんです。

アムロの場合は人口比で30%程度の都市部の俸給生活者の中上流階級の奴らが中上流階級の利益代弁者のPAN(国民行動党)とPRI(制度的革命党)の支持者と言う図式がはっきりしてましたから残りのメキシコ人の下流の庶民の民草がアムロに投票した為に選挙で圧勝したんです。


↑次期組長選挙の入れ札に出馬するクラウディア・シェインバウム某(なにがし)です。

城太郎のシェインバウムに対する批判は以前のブログに書いたので詳しく知りたい方は過去ブログを見ていただきたいんですけどあらましで言いますと、この女は露店商売の人とか先住民族の人とかテキ屋バスの運転手に対して生理的嫌悪感を持っているのか何だか理由は良く判らないんですけど目の仇にするみたいな感じで官憲の力で強制執行をして強制撤去や営業停止処分などをしょっちゅうしたんです。

露店商の人とか安売り地区のテピートやメルセードなどの人たちとかテキ屋バスの運転手さんたちとか先住民族の人たちは当然ですけど『弱者殺しのユダヤの冷酷な女』と言ってシェインバウムの事を恨んでますから対抗馬のソチルに票が行くと思うんです。

アムロと同じ左派政党のモレーナ(MORENA👉国民再生運動党)から出馬する元メキシコシティ長官のクラウディア・シェインバウム先生さまですけどもこのユダヤ女の場合は強制執行をして家を追い出されたり店を撤去されたりした人たちからの票が入らないと思いますからアムロの時のようなブッチ切りの勝負には成らないでかなり混戦に成ると思うんです。

(Sauce : Multimedios TV )
国民再生運動党のシェインバウムの対抗馬として国民行動党から出馬するソチル・ガルベス某(なにがし)さんです。

城太郎は論理的である事を信条としてますから好き嫌いの感情とかではなくて事実及び事実を構築するファクトを分析考察してデーターに基づく論評をする立場ですからクラウディア・シェインバウムが行なった政(まつりごと)の悪い点は批判して良い点は評価してるんです。

クラウディア・シェインバウムは女性票を票田として生命線にしてますから女性票が欲しくて人気取りの為に行なったのかと言う動機の点までは判らないんですけどメキシコシティ首都警察のポリシア・プレベンティバ(≒市警察)に女性隊員だけの特殊部隊を設立したり消防にも女性隊員だけのレスカーテ(👉レスキュー隊)の組織を作ったりして男女平等と女性の地位の向上の為に尽力した事は事実なんです。

女性票とLGBTの人からの票が計算出来る票なんですけどもその他の低額所得者の庶民の人たちがどの程度クラウディアに入れるかは未知数だと思うんです。

世論調査では今の段階ではシェインバウムがやや有利な感じでしたけど本番の選挙までまだ時間がありますからどう転ぶかは判らない気がします。

誰が勝つんですかね?

今回の集会も当然ですけど女性の数が多かったんです。

城太郎的にはもっと男の参加者が少ないかと思ったんですけど以外と男の臭(くさ)たちも来てました。

女の付き添いで来た亭主とか恋人みたいな奴らが多かったんですけども祭り騒ぎのフィエスタ的なイベントの感覚で来た連中が多いと思うんです。

ソカロ広場で祭り事のイベントがある時は物売りの人たちは稼ぎ込みな訳です。

日本でも同じ事だと思うんですけども下流の庶民は明日の米(メキシコだと明日のタコス)の為に働かないといけないので政治活動をしたりデモ行進に参加したり出来ないんです。

逆に言えばあまり生活に困窮してなくて暇がある階層の人たちがこう言う運動に参加する訳です。 


シェインバウム先生さまの場合は女性運動の団体の人たちだとかLGBT の人たちからの票はかなり見込めると思うんですけど都市部の下流民のプロレタリアート層とか地方の農民の人とか先住民族の人とかの票があまり入らないと思うんです...

城太郎の場合は国籍変更してませんから永住ビザの特別永住者と言うステータスですから選挙権も被選挙権も無いのでメキシコの政治の話には中立と言うかあまり関係無い立場なんです。

写真家の萬山天鬼として写真を撮りに来ただけなので町のゴクウ団の人たちと分離して写真撮影をしたあと直帰で帰る事にして皆んなに挨拶をしました。

エリカ姐さんとカロリーナ姐さんにも挨拶して別行動をする事にしました。


この写真はけっこう上手く撮れた気がします。


第13章(完)
第14章に続きます。

※次回の14章は少し間が開きます。
※写真の無断転載はお断わりしてますので宜しくお願いします。