萬山天鬼のメキシコシティの写真ギャラリー↓





近所に住んでるお姉さんが苺味のアトーレ(Atole de fresa)を奢ってくれました。

城太郎は飲んだり食べたりする専門でそれがどうやって作られるのかと言う事には興味が無いからアトーレも飲む専門でどうやって作るのか知らなかったんですけどブログに書くので訊いてみたんです。

Atole って言うのは小麦粉と牛乳とフルーツを混ぜて作るシェイクみたいな感じの飲み物だそうです。

(Sauce : FORO TV )
2024年2月9日(フリャアデイ)のメキシコシティの昼間の最高気温さまは今日も27℃でした。

『フリャアデイ』は日系アイチ人の人たちが使う日本語に似た言葉で『フライデイ(金曜日)』の事だそうです。

日本語の『海老フライ』の事を『エビフリャア』と言うそうですから日本語に似た感じの言葉が多いみたいです。

(Sauce : TV Azteca )
昨日2月8日は2021年に亡くなったザ・シュープリームスのメアリー・ウィルソンさんの御命日でした。

↑メアリー・ウィルソンさんです(画像はティックインサイトさまからお借りしました)

1976年にフローレンス・バラードさんが動脈血栓で32歳の若さで亡くなっていて2021年にメアリーさんが亡くなったのでザ・シュープリームスのメンバーはダイアナ・ロスさんだけに成ってしまいました。

(↑ちょしゃきんえい😣)

拝啓、皆さまこんばんは

今回もメキシコに吹き荒れている暴力の嵐と言う事に関して書いてみます。

(Sauce : TV Azteca )

TV Azteca (テレビ・アステカ)局Canal 1(第1チャンネル)さまの Resumen Policiaco (レスーメン・ポリシアコ)と言う番組です。

(Sauce :TV Azteca )

Resumen (レスーメン)と言う単語は『纏(まと)め』だとか『要約』と言う意味なんです。

城太郎は日本語に翻訳するのが苦手なんですけど無理に訳して意訳しますとResumen Policiaco と言う番組は『警察白書』とか『メキシコ警察行動調書』とか『メキシコ警察24時』みたいな感じの番組なんです。

(Sauce : TV Azteca )

粒子が荒れた画像で絵柄的にも良いんですけどもタイトルバックの時のBGM的な音響も『不安に満ちたハードな旋律』で盛り上げて行きます。

(Sauce : TV Azteca )

『血の収穫』はダシール・ハメットさんのハードボイルド小説のタイトルなんですけども『血の収穫のメキシコ』と言う感じの絵柄です。

(Sauce : TV Azteca )
↑今週の水曜日に何者かに撃たれて死亡したフアン・ペレス・グアルダード氏です。

(Sauce : FORO TV )

人が撃たれて亡くなった時にこんな事を言うと不謹慎かも知れないんですけど写真家の萬山天鬼的な視点で見たら空の色などが良い感じで良い絵柄です。

(Sauce : FORO TV )
POLICÍA ESTATAL (ポリシア・エスタタル)は『州警察』の意味です。

(Sauce : TV Azteca )

サカテカス州のフレスニージョ市はミチョアカン州のサモラ市やグアナフアト州のセラージャ市などと並んでメキシコ国内でも殺人事件が多い暴力都市なんです。

このフレスニージョ市で今週の日曜日にそれぞれ別な場所で市の職員が何者かに撃たれて6人の人が死亡していて今回殺されたグアルダード氏もその合同葬儀に参列していたそうなんですけど水曜日に撃たれて7人目の犠牲者に成ったそうです。

(Sauce : Diario de Yucatán )
左がフアン・ペレス・グアルダード氏で右がグアルダード氏のCuñado(クニャード※1)のリカルド・モンレアル氏です。

(※1)Cuñado(クニャード)👉義理の兄弟。スペイン語は日本語のように義兄とか義弟のように長幼の別をあまり気にしない言語なのでグアルダード氏がモンレアル氏の義兄だったのか義弟だったのかはクニャードと言う言葉だけからでは良く判りません。

仮にグアルダード氏の方が年長であってもモンレアル氏の妹と結婚した場合にはモンレアル氏の義弟に成る訳です。

そう言う場合に日本でしたら自分よりも年下の『義兄』に対して「兄さん」と呼ばないといけない訳ですけどもスペイン語の場合は互いにフラットな関係で「クニャード」と呼び合う訳ですからどっちが良いのかは微妙な感じです。

現実にはモンレアル氏がグアルダード氏の妹と結婚したのでグアルダード氏がモンレアル氏の義兄だそうです。

(Sauce : TV Azteca )

リカルド・モンレアル氏は地元フレスニージョ出身の政治家で国民再生運動党所属の上院議員なんですけどフレスニージョに強い地盤と人気がありますから実弟のサウル・モンレアル・アビラ氏がフレスニージョ市の市長を勤めていてリカルド・モンレアル氏の義兄のグアルダード氏は同市の社会開発局長だったそうです。

(Sauce : TV Azteca )

実行犯が逮捕されて命令者が誰かと言う事を自供するまでは確定的な事を言えませんから『何者かに殺された』と言う書き方をしましたけど麻薬カルテルの組織に殺されたと言う事だと思います。

サカテカス州の殺人事件数が六年間で466%増加してるらしいんです。

麻薬組織からの団子を受け取らずに麻薬組織撲滅を掲げて組織との対決姿勢が強い国民再生運動党の人が州知事や市長に成った土地は麻薬カルテルにとって居心地が良くないので攻撃して来て麻薬カルテルと法執行機関の戦争が起きる訳です。

(Sauce : TV Azteca )

(Sauce : FORO TV )
ゲレロ州でも国民再生運動党の人が撃たれて殺されたそうです。

(Sauce : FORO TV )

(Sauce : FORO TV )

Jornada (ホルナーダ)って言うのは訳すのが難しいんですけども例えばYakult contra Hiroshima, Jornada 7(ヤクルト対広島7回戦)みたいな感じで使うんですけどもアルバイトのシフトの時間割りとかみたいに定期的に決まった時間のスケジュールの事を言うんです。

それで『暴力の季節』と意訳したんですけど『サカテカス州の暴力の季節』と言う事が書いてあります。

(Sauce : FORO TV )
サカテカス州ソブレレテ市の市長の弟のセシリオ・ムリージョ氏が同じく水曜日に殺されたそうです。

(Sauce : FORO TV )
画面手前の警察官が持っている小銃はM16A3だと思います。

(Sauce : FORO TV )
「ゲレロ州のアカプルコでは麻薬カルテルのせいで交通機関がストップしています」

(Sauce : FORO TV)

【タクシー運転手がオーラ・デ・ビオレンシアに抗議 : ゲレロ州アカプルコ】

Ola (オーラ)って言うのは英語のウェーブ(Wave)の事ですからオーラ・デ・ビオレンシアはバイオレンスのウェーブと言う意味です。

(Sauce : FORO TV )

麻薬カルテルがタクシーやバスの運転手さんたちに対して「命が惜しければ運転するな、運転したら殺す」と脅して現実に何人もの運転手さんが撃たれて殺されたそうなんです。

上の写真は法執行機関に対して運転手さんたちが運転手の身の安全を護るように要求するデモをしている場面です。

(Sauce : FORO TV )
タクシーとバスが運転をしなく成ってから3日が経って市民生活にも影響が出たみたいです。

(Sauce : FORO TV )

(Sauce : FORO TV )
「ゲレロ州のチルパンシンゴでも麻薬カルテルのせいで交通機関がストップしたそうです」

(Sauce : FORO TV )

(Sauce : FORO TV )

(Sauce : FORO TV )
タクシーとバスが動かないので警察が警察車両のピッカップのトラックを乗り合いバス代わりにして市民を運ぶ業務をしたそうです。

(Sauce : FORO TV )

(Sauce : TV Azteca )

2010年に謎の失踪をしたあとに不審な状況で死体が発見されたパウレッテ・ゲバラ・ファラさん(享年5歳)の謎に満ちた事件に付いて特集してました。

(Sauce : TV Azteca )
この事件は今だに真相が解明されてないんですけど要約しますと行方不明に成ったパウレテちゃんが自宅のベッドの下から半分ミイラ化した状態で発見されたんです。

(Sauce : TV Azteca )
パウレテちゃんのお母さんです。

(Sauce : TV Azteca )

死因は窒息死だそうなんですけど検察庁の判断はパウレテちゃんが夜中に誤ってベッドから落ちてベッドの下に入り込んで何らかの原因で窒息死したのではないかと言う事なんですけども家族はそれを信じてなくて捜査のやり直しを求めているそうです。

(Sauce : TV Azteca )

(Sauce : TV Azteca )

(Sauce : FORO TV )
「グアナフアト州の警察官がまた殺されて殉職しました」

(Sauce : FORO TV )
今年に入ってからグアナフアト州の警察官の殉職者名簿に新たに9人の殉職警察官の氏名が加わったそうです。

メキシコ合州国は警察官の殉職者数が恐らく世界で1番多い国だと思うんです。
正確な数字は覚えてないんですけど2013年からの約10年間の殉職者数が4700人くらいでしたから毎年500人近くの警察官が犯罪者との銃撃戦に斃れて殉職しているんです。

メキシコ全土の中でグアナフアト州が1番殉職者数が多い場所です。

(Sauce : FORO TV )

こんな感じのニュースがテレビで報道されてました。

逮捕された暴力団員の小川容疑者(56歳😣)さまです
(Sauce : ニコニコニュース)

この小川容疑者と言う先生さまは暴力団員らしいんですけど浅草の路上でラムネ売りを15年もしてたらしいんですけど忍者の格好をして忍者屋敷のビラ配りをしていた男性からみかじめ料を取ろうとして脅迫容疑で逮捕されたそうです。

日本の場合は暴力団とか言う連中がショボくてヘッポコですからこう言う笑える系統の事件が多いんです。

メキシコの麻薬カルテルみたいに危険な組織でしたら笑い話に全然成らないので暴力団に危険さがなくてヘッポコでショボい事件でパクられる日本の方が面白くて笑えますから良いんでしょうけど政治家なんかはメキシコの政治家は取り敢えず命を賭けてる分だけ日本よりマシな気がするんです。




一般人が殺人事件の被害者に成る場合も多いんですけどメキシコの場合は政治家とか市長とか州知事とか裁判官とか警察の幹部が殺される場合が多いんです。

テロ行為を肯定する訳じゃないんですけど政治家とか裁判官とか警察官が命懸けで職務を全うしようとしている点はある意味で日本の政治家の先生さまたちとか県知事さまたちよりも良い気がするんです。

パー券売って裏金稼ぎをしていたような連中は論外にしても仮に不正な金を得てなくても例えば大阪万博みたいに原資が税金から出ているのに無責任な甘い計画で湯水の如くに年貢米を無駄遣いするような人たちがネットなどで批判されて炎上騒ぎとやらに成っても撃たれて死ぬ危険と言うのが無い国ですから政治家の先生さまとか県知事さまとかは甘い根性で何度でもふざけた真似をするので日本の方が良くない気がするんです。

日本が秀吉猿方式の刀狩りをしていて銃器がコントロールされているのは別に民百姓衆の命の安全を護る為では無くて幕府の政治家連中とか経団連のブラック企業の親分たちが政治テロにカチ込まれるのを恐れての事なんですけど結果としては封建主義国家の日本の治安は他の民主主義国家の治安状況よりも良く成りまして封建制国家の日本には殺人事件が少ないんです。

然しながら民百姓衆の命や生活を弊履の如くに扱う鬼幕府のせいで年金だけでは暮らしていけないから封建制国家の日本と言う国は70代以上の人の半数以上が死ぬまで働かないといけないと言う国なんです。

殺人事件は多いけど年金暮らしの人が週に3回ビリヤードに行ったり出来るメキシコとどっちが良いんですかね?
良く判りませんけど...

※無断転載はお断わりしてますので宜しくお願いします。