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拝啓、皆さまこんばんは

敬天愛猫をモットーにしてますメキシコシティ在住の城太郎です。

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数日分のニュースのネタを書いてるんですけどこの数日間のメキシコシティの天気は同じような物ですから昨日の天気予報を書きますと昼間の最高気温さまは25℃で降水確率さまは0%でした。

拝啓、皆さまこんばんは

アメリカ合州国の禁酒法時代の1920年代をRolling twentyと呼ぶと言う事は皆さまご存知だと思います。

シカゴのギャングたちが敵対組織の組員を殺るのに愛用した短機関銃(サブマシンガン)がトンプソンМ1921及び新型のМ1928と言うサブマシンガンだった訳です。

通称トミーガンと呼ばれたサブマシンガンで軍用の場合は30発装弾の箱型弾倉を装着したんですけどアルフォンソ・カポネ親分の1家の構成員の人たちみたいなシカゴギャングの旦那方たちは50発装弾のドラム型弾倉を使用して撃ちまくったんです。

.45ACP実包を50発装填出来るドラムマガジンをシカゴの組織の人たちが好んで使用して撃ちまくった為にトンプソンサブマシンガンにシカゴタイプライターと言う仇名を新聞記者が付けたそうなんです。

タイプライターは当時の新技術の新製品でオフィスガールたちがタイプライターを叩くようにギャングたちがトンプソンサブマシンガンを撃ちまくったと言う訳です。

今年は2024年ですけど2020年代のメキシコもローリング・トゥエンティな訳です。

Los veintes rodados(ロス・ベインテス・ロダードス)が英語のローリング・トゥエンティに対応するスペイン語の言葉みたいです。

大多数のメキシコ人は勉強不足と言うか勉強が嫌いですから外国の歴史の事などは殆ど知りませんからRolling twenty の事も知らない人が多いのでロス・ベインテス・ロダードスなどと言う言い方をしないんですけどローリング・トゥエンティを無理にスペイン語に訳すとそう言う感じの言葉に成る訳です。

メキシカン・タイプライターは麻薬カルテルが使うAK47です。

.223NATO弾(口径5.56ミリ)を使用するM16系を使う組員も近頃は増えて来たみたいなんですけどやはり麻薬カルテルの組織の構成員の場合はAK47と言うのが定番のイメージなんです。

メキシコでは反社会勢力の麻薬カルテルの構成員の極悪ヤクザたちがAK47を撃ちまくって殺人事件が非常に多いんです。

こう言う状況は以前からあったんですけども2020年代に入ってから加速して激しく成って来た訳です...

今回は最近の数日間のテレビのニュースから事件関係のネタを書いてみます...

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先ず交通状況から入ります。

人民が毎日どこかでデモをして自分たちの主張を通す為に道路封鎖をするんです。

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レポーターのお姉さんはエアティ・バルデスさんです。
「フライセルバンドの通りは順調です」

政府やお上に抗議するのはいいんですけど関係が無い人に迷惑を掛ける方法なので車のドライバーと喧嘩に成ったりして死亡事件が起きたりする時があるんですけど道路封鎖が無いので取り敢えずフライセルバンド・テレサ・デ・ミエル通りは平穏みたいです。

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Mientras Usted dormía(ミエントラス・ウステ・ドルミア)と言うのは『あなたが寝ている間に』と言う意味なんです。

城太郎は夜働いてるんです。

(僕は夜働いてるんだぞ!夜働いてる人を差別するんじゃねえ、罰としておっぱい揉むぞ)って思いました。

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「メキシコ州トナニトラの畑の中で男性の死体が発見されました」

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【男が畑の中で処刑される : メキシコ州、トナニトラ】

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Guardia Nacional (グアルディア・ナショナル👉国家警備隊)は国家警察の重装備部隊です。

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BOMBEROS TONANITLAと背中に書いてある画面右のお姉さんは消防隊の人です。

POLICÍA ESTATAL (👉ポリシア・エスタタル)は州警察の意味です。

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「メキシコ州のビジャゲレロで暴力団員と思われる男の死体が発見されました」

小銃弾の空薬莢200個を鑑識が回収したそうですからかなり派手な事件です。

警察ヲタクの城太郎はテレビのニュースをいつも録画していて鑑識が薬莢の所に立てた番号のプレートなどを注意して観ているんですけど通常の発砲事件ですと番号札は多くても80番くらいまでですから200発と言うのはかなり凄いです。

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Generador (ヘネラドル)って言うのは英語のジェネレーターの意味なんです。

直訳すると『暴力発生器』と言う意味なんですけど麻薬組織の下っ端の奴でみかじめ料を払わない人を半殺しにしたり攫(さら)ったり殺したりする荒事を担当する奴の事みたいです。

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200 cartuchos (ドス・シエントス・カルトゥーチョス👉200発分の空薬莢)があったと言ってましたから30発装弾のバナナマガジン付きのAK47を持った犯人が5人くらいで撃ちまくって更に弾倉交換して撃ってる訳です。
弾痕から判断しますと9ミリ口径の拳銃弾を発射するウージーなどのサブマシンガンからも発砲されたみたいです。

組織内部の揉め事でタマを取られて粛正されたのか?あるいは脅されてみかじめ料を取られていた住民たちに殺られたのか?と言う事みたいなんですけど女絡みのアレの線も考えられるんですけど現段階では詳細は不明です。

小銃弾を全身に10発も被弾したら普通は死ぬのに200発も撃ち込んだと言う事はかなり深い恨みがあったのではないか?と思います。

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この姐さんは何週間か前に結婚式の日に花嫁姿でパクられた麻薬組織の姐さんなんです。

容疑はみかじめ料の徴収と麻薬所持(販売目的)及び銃器と弾薬の不法所持などだったんですけど結婚式の当日に花嫁姿のままでパクると言うのは警察当局も粋な計(はか)らいをした物です。

まあ三十路過ぎのメキシコ女が処女と言う事は考えられないですし、ましてやこう言う粗い系統の海千山千の姐さんですからセックス面でも凄い感じの人だと思いますから男の経験数も豊富で8人から10人くらいは経験してるはずだと思うんですけどアマシアート(👉内縁関係)で常に同棲してのセックスをしていたので籍を入れての結婚はした事が無かったと言う事だと思うんです。

この姐さんが200発撃ち込みタマ取り事件に何の関係があるのかと言うと殺された奴がこの姐さんのNovio (ノビオ👉恋人)だったそうなんです。

麻薬組織の構成員で結婚相手だった相手なのか?それともそいつに内緒で付き合っていた間男なのか?と言う事に興味があるんですけどテレビのニュースは内容が薄くて只単にノビオと言うだけなので良く判りませんでした。

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「先日メキシコ州のテカマックでタコス屋台の露店商の人を殺した犯人が検挙されました」

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事件直後の映像です。

何日か前の事件なんですけど写真のタコスの屋台をしていた人が撃たれて死んだんです。

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『Derecho de piso(👉デレーチョ・デ・ピソ)』ってスペイン語で言うんですけど日本語に訳しますとみかじめ料とかショバ代の意味なんです。

メキシコは変わった国だから区役所などのお上の役所が露店商の人からショバ代を取るんです。

役所が取るショバ代はそんなに法外な値段じゃないんですけど麻薬カルテルの奴らは物凄く高くて法外な値段を取るんです。

「そんなに取られたら食べていけない」と言う事で麻薬組織への支払いを拒んだ露店商の人が殺されたと言う事件みたいです。

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【タコス屋殺しの犯人3人を逮捕】と言う事が字幕に書いてあります。
スピード逮捕です。

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日本みたいに極悪犯罪者の人権を守ろうとするようなお花畑の人権バカみたいな人はメキシコには居ないんですけどアカが政権与党に成ったのでマスゴミの連中も警察の粗探しをする風向きに成って来たんです。

昔だったら生け捕りにした極悪犯人を荷物みたいにピッカップトラックの荷台に放り投げて警察官が犯人の悪者の背中や頭を出動靴で踏んづけて護送する写真が平気で新聞に載ってたんですけど今はテレビカメラが来たらそう言う場面を撮られないように気を付けてるみたいなんです。
テレビカメラが来たから慌てて足を外したみたいな感じの絵柄でした。

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極悪犯人を護送する車列を通す為に通行規制をして管制してる場面です。

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「グアナファト州で警察官が武装集団に銃撃されて殺されたそうです」

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武装集団が交通警官を射殺したそうです。

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警察官の人が撃たれて殉職してますからこんな事を言うと不謹慎なんですけど写真家の視点で見ますと色的に良い絵柄です。

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良い絵柄です。

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グアナファト州は麻薬カルテルが実効支配している州なんですけど州知事が麻薬カルテルと癒着してない州なので麻薬カルテルの撲滅を掲げて全面対決しているので警官殺しが凄く多い州なんです。

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これは翌日の昼間のオペラシオンの時の画像みたいなんですけどヘリコプターまで飛ばして犯人の捜索をしてます。

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「グアナファト州では今月に入ってからだけで既に6人の警察官が殺されて殉職しています」

メキシコ国内での警官殺しに付いてのデーターが出てました↓
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現在までの殉職者が4828人でその内コビード19に拠って死亡した警察官が702人だそうです。

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2018年から2020年の殉職警察官数の推移です。

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2021年から2023年のデーターです。
大体400人くらいの警官が毎年殉職しているみたいです。

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POLICÍA MUNICIPAL (ポリシア・ムニシパル)と言うのは首都のメキシコシティ以外の他の州の中の市とか村の自治体の警察と言う意味です。

POLICÍA ESTATAL (ポリシア・エスタタル)は州警察の意味です。
州警察の警察官の殉職者数が1番多い事が判ります。

FEDERAL (フェデラル)はポリシア・フェデラル(連邦警察)とグアルディア・ナショナル(国家警備隊)の2系統の国家警察の意味なんですけど殉職者数は1番少ないです。

ポリシア・ムニシパルの場合は軽武装ですから撃ち合いがあったあとの現場保全とかの2線級の任務に駆り出される場合が多くて組織に対する手入れなどのオペラシオン(👉作戦)に投入されないと言う事が殉職警察官数が少ない理由みたいです。

国家警察の場合は重装備ですから麻薬組織側も正面からのドンパチを避ける感じなので殉職者数が少ないみたいです。

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州別の殉職警察官数です。

グアナファト州が断トツに多いです。

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ハリスコ州やシナロア州などの麻薬カルテルの本家の庭元の州がランク入りしてないのは何故かと言いますとこれらの州は州知事や警察幹部が麻薬カルテルから団子を食わされていて癒着している土地なんです。
ですからあまり本気で麻薬カルテルと対峙してないからなんです。

グアナファト州やメキシコ州みたいに麻薬カルテル撲滅を掲げて本気で対決する州の場合は警察官の殉職者数が多いんです。

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新ローリング・トゥエンティのメキシコではメキシカンタイプライターのAK47の銃声が連日どこかで鳴り響いてるんです...

ハリスコ州とかシナロア州みたいに州知事や役所の先生さまたちとか警察の旦那方たちが麻薬組織のカルテルの人たちに団子を食わされてチンチンカモカモのポン友みたいに成っちゃっている場所は正義の実現とか治安維持とか市民の安全と言う職務に不熱心な土地柄なんです。

城太郎は首都のメキシコシティに住んでるんですけどメキシコシティにしてもグアナファト州にしてもメキシコ州にしても自治体の長官の親分が麻薬組織からの団子を食わないで麻薬カルテルとの対決姿勢を前面に掲げて配下の警察官たちに職務に当たらせてる訳です。

物事を結果から見て判断するか動機とプロセスから見て評価するかと言う話なんです。

例えば川に溺れている子どもを見て何とか助けようとして咄嗟に川に飛び込んだ親父さんが居たとして、結果として子どもを助ける事が出来なくて子どもさんも親父さんも2人とも溺れ死んでしまったと言う場合とか山手線の新大久保駅でホームから落ちた酔っぱらいの人を助けようとして日本人の青年と韓国人留学生が咄嗟に線路に飛び降りて救助しようとしたけど間に合わなくて3人とも山手線の電車に轢かれて死亡した事件があったんです。

結果から物事を判断して評価する人は「結局助けられなくて逆に死者を増やしただけだ」と言う見方をするんですけど城太郎たちみたいに動機と過程を重んじる見方をするグループから見ますと結果の成否は関係無いんです。

動機が立派で精一杯の努力をした人に対しては成否を誰かあげつらう(否、あげつらう者など居ない←反語)と言う事だと思うんです。

城太郎はそう思うんです。

メキシコシティ首都警察の警察官も沢山の殉職者を出しながら麻薬カルテルと対峙して武装強盗団と戦ってくれてる訳です。

日本企業の駐在員の人とか駐妻とかの高級地区に住んでる人たちはどう言う考えか判らないんですけど結果から見て判断すればメキシコ合州国と言う国は政府官憲が治安と秩序の維持と言う事に失敗している国な訳です。

裏日本地方石川県の能登半島地震の被災者を役所の官の側が支援する炊き出しの弁当が白米と僅かばかりの焼きそばが5本くらいとシュウマイが2個と言うコンビニ弁当よりも貧しいメシだったそうなんです。

幕府の政治家たちはパー券売りでガッツリ稼いでナニワ万博の赤字分はまた岸田将軍さまが鬼の弱者殺しの増税をして民どもから搾るか、と言うような国の場合は結果ではなくて動機の部分で誠心(まことごころ)が無い気がするんです。

城太郎は物事を動機とか心の部分で見る主義ですから今の日本の岸田幕府のやり方には誠が無いと思うんです。

貧乏な人が精一杯の饗(もてな)しをしてくれた場合にはたとえそれが貧しいご飯でも城太郎は相手の心に感謝します。

城太郎は大陸浪人と言う気持ちで日本を捨ててメキシコに来てメキシコに永住してメキシコで死んで行く身なんです。

今更文句を言っても日本に帰った所で競争が激しい日本社会で城太郎の分の米櫃(こめびつ)も茶碗も確保出来ないと言う理由もあるんですけどそれよりも城太郎の仁義道の観点から見ましたら(メキシコは世界で1番殉職警察官が多い国ですけど)これだけ沢山の警察官が市民の安全を護る為に身を盾にしてくれていると言う事を考えましたら結果に文句を付ける気は無いんです。

城太郎はメキシコに満足してますしメキシコ市警の警察官と国軍の兵士たちを信頼して正義を託して新天地に骨を埋める覚悟はしてます。

城太郎がもし日本に住んでいたら誠心が無い政治家とか同胞が助け合わないエゴな人たちの事を不満に思うと思うんです。

終戦直後の物資不足の時にお金や物資がなくての話なら判るんですけど裏日本地方の石川県の被災者の人たちに焼きそば5本と白米のメシを出したと言うのは出来るのに気持ちが無くて心が無くて支援しなかったと言う事だと思うんです。
城太郎は心が無い人には腹が立つんです。

戦(いくさ)に敗れたあとに日本が復興しなくて日本中が飢えている時だったら仕方が無いと思うんです。

お国の為に戦争に行って名誉の負傷をして手や足を失ったり目が見えなくなった傷痍軍人の人たちを戦後の日本政府は支援しなかったんです。

国が復興しないで日本中が飢えていたなら仕方が無い訳です。
一生懸命に精一杯の事をしてくれて「済みません、名誉の負傷をされた方たちにお金が無くて充分な事をしてあげられませんでした。済みません、許してください」と言う話なら誠の心はあったけど結果が出来ませんでしたと言う話なら判るんです。

然しながら日本は復興して高度経済成長を遂げて東京オリムピックとか言う体育バカ祭りをしやがったくせにお國の為に戦って名誉の負傷をした傷痍軍人の人とか戦災孤児の人たちの支援をしなかったんです。
弱者を切り捨てて前に進んだんです。
今の日本も同じような幕府の連中みたいです。
日本に見切りを付けて飛び出した城太郎の道は正しかったような気がします...

御自愛くださいませ。

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