写真家の萬山天鬼こと城太郎のメキシコの写真↓
メキシコとトルコとスペインとクバとコロンビアとベネスエラとドミニカとタイとインドとパキスタンとアフガニスタンとイランが好きな城太郎です。
早いもので今年もあと僅かに成ってしまいました。
城太郎が最初にメキシコに来たのが1987年ですから知らない間に36年も経ってしまった訳です。
長かったのか短かったのか良く判らないんですけど右往左往しながらバタバタして毎日を風のようにあわあわと生きて来てしまった訳なんですけどいつの間にか36年も経ってしまっていつの間にか孫まで出来てしまっていつの間にか城太郎もじじいに成ってしまったんです。
目の下に皺(しわ)が出来ても元広島カープの高橋慶彦さんみたいに格好いい感じの年の取り方をした人だと良い訳なんですけど城太郎の場合は顔の筋肉が落ちちゃって凄くじじいな感じに成っちゃうんです。
眼鏡をしてコビード対策のマスクをすると顔が引っ張られて皺が目立たなくなると言う事の他に城太郎はすぐ鼻クソが溜まるのでマスクを外せないんです。
それでマスクを常にしてるんですけど暑苦しいですから他の客が居ない時にはマスクを外してビリヤードの練習をするんです。
人が近くに来たらコビードが怖いからマスクをまたするんです。
『歳を取ると時間が過ぎるのが早い』と言う言葉があるんですけどどうなんですかね?
城太郎的にはたぶんあとに成って気付く事だと思うんですけど若い時代のいわゆる青春時代と言う物はあっと言う間に過ぎてしまってそのあとの時代の方が長いような気がするんですけども、どうなんですかね?🤔
表題のEl tiempo vuela como una flecha.(エル・ティエンポ・ブエラ・コモ・ウナ・フレーチャ)と言う言葉は日本語の『光陰矢の如し』の言葉に対応するスペイン語の言葉です。
今回のブログは年の瀬に城太郎が珍しく少し真面目に考えた事に付いて書き記してみます。
前回のブログに書いたんですけど25日に城太郎は町を歩いたんですけどナチョはお店を出してなかったんです。
城太郎は新しいくっく(👉靴)を買おうと思ったんです。
「メキシコシティの下町のスラム地区に住んでいるゴクウ団のジョウタロウさんが210ペソで新しいサパティートス(くっく)を買ったそうです」
まあ今までの人生と同じで今年も何も大した事はしないで1年が終わるんですけども今年もいつもの年と同じで他人(ひと)と仲良くして人と揉ます事無しで他人に腹を立てたりイライラしたりしないで過ごせた事は良かったと思うんです。
特にメキシコには合わないと思うんです。
ヨーロッパやアジアの国に在住している日本人の人のブログにはあまりそう言う人が居ないんですけどメキシコとかドミニカとかに住んでる人のブログでその国の悪口ばかり書いてるような人が居るんです。
「メキシコ人に嫌がらせをされました」だとか「メキシコ人に人種差別されました」だとか「嫌な事ばかりあったメキシコから離れて1時帰国出来て嬉しい」と言うような事を書いてる女の人だとか体育会系の男性が書いてるブログで空手をやっていながら性格的にチマチマした人みたいなんですけど「毎日メキシコ人のせいで脳の血管が何百本も切れまくっている」とか言う事を書きまくっている人が何人か居るんです。
つまりメキシコとかラテンアメリカ諸国のストライクゾーンが日本と完全に正反対だから日本の考え方の頭のままで郷に入って郷に従わない人はストレスが溜まる人が多いと言う事だと思うんです。
どことは言いませんけど反日国家の人が日本に働きに来て住み着いていて日本の悪口ばかり言ってる人が居る訳です。
「嫌なら帰れよ」と言う事を地元の日本人は言う訳です。
それと同じ事でメキシコ人にしてみたらメキシコの事が嫌いで悪口ばかり言ってる人に対しては同じように「嫌なら帰れよ、俺たちがお願いしてお前に来ていただいた訳じゃねえよ」と言う気持ちに成ると思うんです。
城太郎の考え方はどっちの味方と言う訳でも無いんですけども文句を言いながら帰らないで嫌いな国に住み続ける人たちの精神構造と言うか頭の中身が不思議なんです。
スペイン語のCuando fueras haz lo que vieras.と言う諺を訳しますと「何処か別な土地に行ったら見た事を真似して同じようにしなさい」と言う意味で日本語の『郷に入れば郷に従え』の諺と同じ意味なんです。
「そんなにメキシコが嫌いなら日本に帰ればいいんじゃないですか?嫌いな国に何で住んでるんですか?」と言う疑問がある訳です。
この手の人たちは「嫌なら帰れよ」とか「俺たちがお前をメキシコに呼んだ訳じゃねえよ」などと言われると「こっちはメキシコ合州国政府から滞在許可のビザを貰ってるんだ!お前に帰れとか言われる筋合いは無い」とか何とかキイキイ騒ぐんです。
「帰れよ」と言う訳ではなくて「嫌いな国に何で住んでるんですか?」と言う疑問を城太郎は言ってるんです。
まあそう言う人が日本に帰らないでメキシコに居続ける事は本人の精神衛生の為にも悪いですし現地のメキシコ人にも迷惑だと思うんです...
西村ひろゆきさんに対しては別に面識も無いからシンパでもアンチでも無いんですけど便所の落書きみたいな2チャンネルの匿名掲示板とか言うのを作った人らしいんです。
匿名掲示板の2チャンネルとかの場合の質の低さは別としてブログ形式でもストレスが溜まった人のブログだとか外国人嫌いのファナティックな人のブログなどがかなりあるんです。
某FC●ブログの方に右の翼系の人なのか何だか判らないんですけど外国人が嫌いで日本の事を褒めて外国人の民度が低いから外国人が日本に大勢来たら大変な事に成ると言うような事を一生懸命書きまくってる人が居るんです。
この人は仕事でペルーに行った事があるそうなんですけどペルー人の悪口も凄く書いてるんです。
「ペルー人は息をするように嘘をつく民族だ」とか「至る所が小便臭い匂いがした」と言うような事をブログに書いておられました。
「息をするように嘘をつく」と言うのはまあ日本人から見たらそう言う評価に成るからあながち間違いでは無いんですけども「至る所が小便臭い」と言うのはその人が行った場所がそうだったと言う事かも知れないんですけど城太郎がビリヤードをしに行ったリマはけっこうきれいでおしっこの匂いはしてなかったです。
世界選手権に出るクラスの人なんですけどラモン・ロドリゲス選手と言うビリヤードのスリークッションが凄く上手いプロの選手がペルーに居るので城太郎は球を教わる為にペルーに行った事があるんです。
小便の匂い云々と言う事は別にしても要するにこの人はペルーだけじゃなくてラテンアメリカ諸国の人が嫌いで東南アジアの国の人もアフリカの人もアメリカの黒人もみんな日本人から見たら民度が低い民族だから日本に来ないで欲しいと言う事をブログで発信していらっしゃる訳です。
まあ書くのはその人の自由なんですけどこう言うファナティックな人の意見には賛成出来ないんです。
日本の全てが嫌いで日本の悪口ばかり書くような反日の人の意見もおかしいと思うんですけど日本の全てを美化して誉めまくる人の意見もおかしいと思うんです。
こう言う政治的な意図が隠されたようなブログは判別し易いんですけど海外在住者の海外生活のブログみたいな物でメキシコの悪口ばかり書いてるような人のブログは日本に住んでる人でメキシコに興味を持ってる人とか旅行しようと思っている人を惑わして誘導する可能性があるから問題だと思うんです。
そう言う人のブログって『今日も気楽に生きてどうたらこうたら』だとか『メキシコでゆったり生活を極めてどうたらこうたら』とかみたいなタイトルを付けてるくせに全然のんびりしてなくて「メキシコ人に嫌がらせをされた」とか「人種差別を受けた」とか書いてるんです。
横断歩道に車が停まって歩行者の邪魔に成ると言う事はメキシコでは当たり前の事で日本人だから嫌がらせをされた訳ではなくて車優先社会だしそう言う事が当たり前の国なんです。
こう言う人の場合は相手が問題なんじゃなくてそう言う受け取り方をして腹を立てる自分の側に問題があると言う事に気が付いてないから風車と戦うキホーテ親分(👉ドン・キホーテ)的な面白さがあって事情を知ってる人から見たらバカのブログを読む面白さがあるんですけどメキシコの事を知らない人が読むと誤解してしまうから良くないと城太郎は思うんです。
プライドが高過ぎるエリート的な人が自分がいつも正しいと思ってるから物事を色んな角度で見たり相手の事情とかを考えないで短絡的に考えて決めつけて勝手に腹を立てて怒っちゃうんです。
城太郎のおかんと姉ちゃんがそう言うタイプの人だったから城太郎は何となくそう言う人たちの事が判るんです。
この2人の先生さまは高学歴者で昭和の時代のキャリアウーマンさまだったんです。
この先生さまたちは自分の失敗には凄く甘いくせに自分たちより劣っている城太郎みたいな人間の失敗は許さないで凄くしつこく追求するんです。
城太郎は身近にこの手の人が居たから反面教師にしてこう言う人には成らないようにしようと思ったんです。
完璧な人なんて居ないんですから人の失敗をしつこく責めたりしても仕方が無いし一寸の虫にも五分の魂がありますから無駄に敵を増やすだけだと思うんです。
腰を低くして他人に優しく寛容に成った方が生き易いと城太郎は思ったんです。
ラテンアメリカ諸国で日本人が現地の人に「Chino(チノ)」って言われると怒る人が多いのも似た感じの事だと思うんですけどまあ変なエリート意識がある人の方が自分では利口だと思ってるんだけど実際は世間知らずのバカだと思うんです。
城太郎はおかんとか姉ちゃんに反感があったし、おかんや姉ちゃんたちみたいに勉強をしなくてFランク大に行った劣等生だったんですけど、劣等生だったから変なプライドを持ったりしないで腰を低くして生きて来たので他人の気持ちが判るし人と上手く付き合う事が出来たんです。
城太郎如きが偉そうな事を言うと小生意気な感じに成りますから昔の偉い人が言った言葉で城太郎が座右の銘にしている言葉を書きますと「不当を求める者は何物をも得られず、淡々として人を憎まず、人を羨(うらや)まずに自分を卑下せず」と言う事なんです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231228/05/26pokorin/8f/b6/j/o0800089315382395944.jpg?caw=800)
近頃ビリヤードの練習が上手くいかなくて(少し嫌だな)と言うような事を考えたりしてるんですけど城太郎は他人に対しては(嫌な奴だ)とか(腹が立つ)と言うようなネガティブで非生産的な感情を持たないようにして生きてますから人間関係の面では今年も良かったんです。
城太郎の立場ですと日本に居た時は人間関係が難しかったんですけどメキシコ人の社会の方が全然楽なんです。
親と住んでた時には親に反発してたんですけど離れて住むと親に対しては感謝と言う気持ちがある訳です。
日本に居た時には日本の村社会とかネチネチした人間関係が嫌だったから日本の村から村抜け脱藩したんですけど祖国を遠く離れて30数年の幾星霜を異国の地で暮らして来ますと♫遠く祖國を離れ来てしみじみ知った祖國愛...と言うような気持ちに成って日本が恋しく成ったり祖国愛と言う物を実感するんです...
そうなんですけど増税と物価高で民百姓衆を苦しめて置きながら政治家が派閥のパー券で裏金を集めたり、警察が手柄欲しさに大川原化工機の人を不当逮捕した事件みたいに冤罪の人を病院の治療を受けさせないで刑務所の中で殺すと言うような酷い国には住みたくはないんです。
旅行では日本に行きたい気もするんですけど日本に住むのは嫌なんです。
だからメキシコに住んでるんです...
今年も大した事は何もしてない内に終わる訳ですけど人と揉ましたりしないでイライラしたり他人に腹を立てたりしないで家族や友だちと良い関係でいられた事は良かったと思うんです。
城太郎の考えなんですけど人間関係で他人とぶつかる人とか他人に腹が立つ人と言うのは相手が問題なんじゃなくて自分がどう受けとめるかと言う事で全て自分の側の問題だと思うんです。
城太郎は日本に居た時は人間関係が嫌で我慢出来なかったんです。
日本の村の郷に従いたくなかったから逃げ出したんです。
城太郎はメキシコに合ってるんです。
女郎部屋に身売りされて来た女の人だったら住む場所を変えたり逃げたりする自由が無かったんでしょうけど今の日本人には嫌だったら住む場所を変える自由があるんですから嫌な所に無理して住んでストレスを溜めても自分が不幸に成るだけだから日本が嫌な人は外国に住めば良いしメキシコが嫌いな人は日本に帰れば良いと思うんです。
御自愛くださいませ☺️
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