あの東五反田ではなく、この西五反田で、朝から死体に遭遇したことが何回か

最近は、そんなことに驚かなくなった、五反田アパッチ

西五反田で、近くのビル清掃の女性から、「飛び下り自殺に見せかけた殺人事件があったから今日は向こう側を歩いちゃ駄目よ」と教えていただいたことも

西五反田といえば、地面師事件で一躍有名になった五反田のメイン通り「桜田通り」に面した老舗旅館「海喜館」

「うみきかん」と読み、「かいきかん」ではない、しかし、いつの間にか、「かいきかん(怪奇館)」と呼ぶ人たちまで現れた

幼い頃、父方の祖父や、両親からは、五反田の危険区域の一つとして、海喜館の辺りは一人でうろつくなと注意されていた、五反田アパッチは、大人になってもその約束は守っている

祖父や父曰く西五反田は、置屋がいくつもあり、所属する女性たちは東五反田の旅館や料亭に夜な夜な通っていたようだが、西五反田の海喜館にも置屋から通っており、華やかな時代もあったと聞いていた

ただ、この宿屋は、出入り口がいくつもあって、連れ込まれたら出て来られないのではという人もいたほど奇妙だった

再び、東京2020オリンピック競技大会前にはある程度の広さと高齢者が所有する古い土地は、地面師らに目をつけられたが、そのターゲットの一つが西五反田の川沿いでありながら五反田のメイン通りに位置する「海喜館」だった


あの事件が起きる少し前には、その近くの買取り本屋さんとお蕎麦屋さんの間で、早朝死体が転がっている所に遭遇したが、関連があったかどうかは不明

さて、2019年「地面師たち」は、西五反田の「海喜館」が舞台になった、実際にあった「積水ハウス地面師事件」に着想を得た新庄 耕氏のクライムサスペンスだ

2024年7月最新作

そして、7月25日からNetflixでは、綾野 剛氏と豊川悦司氏のダブル主演で、小説を大根 仁監督が実写化し、配信されている「地面師たち」も話題になっている

2024年1月、海喜館の跡は、30階建ての高層分譲マンション「アトラスタワー五反田」に変わったが、目黒川は整備されたとは言え、最近の集中豪雨に川が耐えられるのかと心配され、マンションの入口辺りにはいつからか喫煙所があり、人が常にたむろしているのも気になる

さて、不動産会社曰く、、

立地的にやめたほうがいい物件とは:
🔹線路や道路沿いにある
🔹大きな音が出る施設が近い
🔹学校や保育園の近く
🔹繁華街の近く
🔹救急病院や警察署のそば
🔹1階がコンビニや飲食店になっている
🔹川が近くにあって水害の危険がある
🔹嫌悪施設が近くにある
🔹徒歩圏内にスーパーがない
🔹坂道が多い
など

嫌悪施設の例:
🔹風俗店やラブホテル
🔹お墓や葬儀場
🔹大規模な工場
など

Netflixの「地面師たち」も何とも後味の悪い内容だが、、単独犯ではなく、巧妙に仕組まれた複数犯の仕事(犯罪)ぶりとその結末は見応えがあるかもしれません

以上、五反田アパッチでした