◆広島県にある城 府中出張城「広島にある城」というと、殆どの人が広島城や福山城を思い浮かべると思います。
しかし当然ながら、現在の広島県に築かれた城は広島城や福山城だけではありません。ここでは県内にある、マイナーな城を紹介したいと思います。
■府中出張城
| 広島駅前を通る県道84号を、イオンモール広島府中ソレイユに向かって進みます。ソレイユの前を素通りし、府中大橋を渡ると、榎川に沿って走る県道272号があります。それにそって北へ進むと、左に歴史民族資料館、右に多家神社を望める交差点に行き当たります。そこを右に曲がって進むと、民家と民家の間に徒歩でしか入れない道があります。その細い道を上がって行くと、畑に行き着きます。そこが府中出張城跡(府中町宮の町3丁目)です。案内板もあります。 出張城は室町時代から8代170年間府中を治めた白井氏の居城でした。安芸武田氏に属し、出張城は仁保城(広島市南区黄金山)と共に銀山城(広島市安佐南区祗園町)の防御線の役割を果たしていましたが、大内氏が武田氏を滅ぼすと、白井氏と出張城は大内氏の配下になります。しかし1551年、毛利氏がこの辺りに侵入すると、白井氏は領地を奪われてしまいました。 今は民家で潰されて面影はないですが、二重三重の曲輪を持つ規模の大きい山城だったそうです。 (ひろしま市民パブリシスト 津村 巧) |
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