すると、親戚は、
「夜中に何度も呼び出してわるかったよ。真剣にやっていても間違えることはだれにでもある。お互いさまだ」と言った。
「お互いさま」は、中村先生にとって生涯忘れられない言葉になったという。
その後、患者さんは後遺症もなく回復した。
彼はその村の医師として、今も地域医療を続けている。
障害をもつ人や病気を抱える人たちと旅をしてきた経験や、鎌田の旅に対する考え方を書きました。
感動的な話が満載です。
巻末には、「旅は自分を成長させます」という永六輔さんとの対談が載っています。
旅のなかで生きてきた永さんが、旅への思いを語っています。
旅は人生を変えます。
とってもいい本になりました。
ぜひ、お読みください。ギターとバイオリンのコンサート、職員が作った映画の鑑賞会、がんばらない体操なども行われ、とにかく楽しい企画がいっぱい。ケア病棟に届けてくれた。
患者さんたちみんなでいただいた。信州の人写真は、岩次郎小屋に咲く満開の秋明菊世界で活躍している音楽家によるオペラ・カルメンを、病院でみられるなんて、そうはない。たとえば、医療ではいくらでも人手は要る。
ぼくが病院の外来をするときには、2人のアシスタントがついている。
日本の病院の医師は、世界屈指の忙しさだ。
医師に1人にクラークがつき、医師の指示のもとにカルテの記録や各種の書類を作成するようにすれば、医師は患者を診ることに専念しながら、医療現場でも雇用が生み出せる。
もちろんこの制度はすすめられているが、経営的に数人程度しか雇えない。
もっと大胆に増員すれば、病院の空気は変わるだろう。
看護師10人に1人のクラークをつけるのもいい。なかなかおもしろい考えである。ノドグロやイカがおいしかった。