■インバウンドもバリアフリーも結局はココが同じ | ■山形・米沢・小野川温泉から 登府屋旅館 遠藤直人のブログ

■山形・米沢・小野川温泉から 登府屋旅館 遠藤直人のブログ

車いすでの旅行って、不安がいっぱいです。もしも、山形や米沢に旅行に行くなら、どうすればいいの?車いす旅行アドバイザー・遠藤直人がお伝えしますよ。小野川温泉 鈴の宿 登府屋旅館より。

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鈴の宿 登府屋旅館の遠藤直人
 @Naaot です。

最近、旅行業界が熱い視線を送るのが、
「インバウンド」と「バリアフリー」です。

インバウンドとは、「日本を訪れる外国人」というマーケット。

「2020年には、東京オリンピック!
そこまでは、確実にどんどん伸びるぞ!」
と鼻息荒い話をよく聞きます。

「2020年を過ぎたら…」っていう話は聞かないんですが、まぁ、そこは大いに目をつぶって、あと6年間を邁進しようというわけです。

右肩上がり
旅行業界では、なかなかきかないこの言葉ですが、インバウンドは右肩上がりの真っ最中。
先日、京都にいって、その現実をまざまざと見せつけられました。
外国人6割、中高生3割、日本の一般客1割、そんな感じ。
そのくらい、観光地も交通機関も宿も外人だらけでした。

同じように右肩上がりなのが、「バリアフリー旅行」
今の日本は、「高齢化社会」を経て「高齢社会」。
今後、「超高齢社会」になっていきます。

確実に増えていくのがバリアフリーのニーズです。

さて、長い前置きのもと…、
今日は「アクセシル・ラボ」の大塚さんがいらっしゃってくださいました。

アクセシブルラボ


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けんぼーと大塚さんと夢のスリーショット



お話しする中で、「インバウンドとバリアフリーの共通点」が見えました。

まず、どちらも右肩上がりのマーケットです。
前段の通りです。

そして、うちもやってみたいと思っていても、ちょっと尻込みしがち

「英語ができるスタッフいないしなー」、とか。
「段差けっこうあるしなー」、とか。

だからこそ、ここがポイントになるんです!

経営者の覚悟!

はじめるのに必要なのは、経営者の覚悟だけといってもいい。

そもそもどちらも完璧は不可能なテーマです。

インバウンドなら…
英語を話せるスタッフをそろえたとしても…
中国人なら、中国語?
フランス人なら、フランス語?
イスラム圏なら、宗教的な対応は?
などなど、やればやるほどキリがない。

だから、あらかじめ100%は不可能

バリアフリーでも…
客室の段差をなくしたとしても…
お風呂の段差は?
トイレの使い勝手は?
こんな障がいのお客様のときは?
キリがないんです。

障がいは人それぞれ。
個性のようなものといわれます。

だから、ある方には、うれしい設備も、ある方には逆に邪魔だったりします。
点字ブロックとか、そうです。

だから、作りこんだとしても100%は不可能

それは、不特定多数の方が使う旅館のような場所では不可能です。
特定の人が使う個人の家なら、100%ができるかもしれませんが…。

というわけで、100%を目指す気持ちは大事ですが、作ってから売り出すのではなく、今ある状態でも「覚悟」をもってはじめられます。

はじめてみて、多少つまづいても、お客様に寄り添う気持ちがあれば何とかなります。

私も、毎日お客様に教わっていますから。
直接いわれなくても、見ているだけでも教わる点が多々あります。

というわけで、バリアフリーにご興味のある方は、一度、大塚さんのお話をお聞きください。

なんと、明日です。

テーマ:
『 ハードのバリアをハートで解消する 』
~新しいバリアフリーのカタチとは~

講師:
特定非営利活動法人 アクセシブル・ラボ 
 代表理事 大塚 訓平 氏

日時:
10月12日(日) AM9:30~12:00


場所:
南陽市中央公民館(えくぼプラザ)大会議室にて

 http://ameblo.jp/oreal/entry-11933976989.html

まずは、気持ちなんです!



「気持ちで結果はついてくる!^^」
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藤村先生

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