骨棘を切除すること自体、競技スポーツにおいて痛みの解消になるのか?
についてアスリートの視点で判断していく。
現在、術後9ヶ月。
全力走をした際の痛みはゼロ。
しかし、日常時には違和感や痛みはある。
競技者にとっては、全力時に違和感や痛みがある事の方が嫌なもので、そもそも内視鏡とはいえ切った削ったをしている事からも、日常での痛みや違和感は仕方がないし、おそらくこの手の手術は二年くらいしないと完全にはならないのであろう。
競技スポーツを全力でやる為に手術をしたので、目的は果たされている。
では、現時点でのまだ手術をしていない方の骨棘の状態であるが、かなり芳しくないのである。
一時は、全く問題なかったが、100%の全力負荷には骨棘の強度が足らず、再骨折したのである。
結論として、競技者にとっては骨棘の切除は必要といえる。
私は一流スプリンターではないが、世界のトップスプリンターが骨棘切除の手術に踏み切ったのがよくわかる。
一度でも、骨化する基盤をつくってしまうとそこを起点にどんどん骨化成長して立派な角になってしまうのである。
骨化してしまう原因は医学的に解明されてはいない。
私の推測ではあるが、どんな細胞も代謝限界があり、組織の修復も無限ではなく回数が決まっていると感じる。
私は現在50歳である。
小さな頃からスポーツを本格的にやっていたので、身体的に限界が既にきていたのであると感じる。
そして、骨化した部位もよく見てみると、構造的に負担がくる箇所が骨化している。
手術によって切除し、瘢痕組織ではあるが、そちらの方がまだアキレス腱に近い組織に修復され、MRIで記される信号はアキレス腱に近いのであろう、、瘢痕組織であるはずなのであるが、正常なアキレス腱と同じ色で画像表現される事からも骨化した状態にしておくよりは、断然良いと判断できる。
再発のリスクはアスリートの場合には、あまり心配しなくてもよいと考える。
何故ならは、変異部位に対して構造的負荷がかかりやすい部位でその他部は、高いトレーニング負荷がかかっても負荷が、元々弱く、骨化してしまった部位に集中していたはずだからである。
よって、高齢者のように、日常生活の中で弱い負荷により変異した骨化となると力学的な負荷がどのようにかかったが不完全であり、歩き方や習慣的な運動、ストレッチ不足など、様々な要因が考えられ、再発のリスクに関しては断定できない。
高齢者に再発が起こる方が多いのもまた事実。
私が、個人的に思うのだけれど、歩けないほどの痛みがあっての手術であるならば理解できるのだが、再発を繰り返す高齢者の話しを聞く限り、なんとなく痛い程度でレントゲンをとったら骨が出来てたから手術に至ったそうである、、、
なんとも言えない話である、、なんとなく痛いか、、、こちらは激痛である、、
話はもどり、手術は正解であると断言できます。
私は、元々バネが強く、跳ねる動作がとても得意でした。
それがまたトレーニングでプライオ、スプリント走などが痛みなく出来るのは本当に嬉しく、手術をしてくださったドクターには感謝しかありません。
手術的にはそれほど大規模なものではないけれど、末端部位は血流も悪く回復には時間がかかるものです。
術後9ヶ月で実用状態にはなりますから、競技スポーツなどで踵が痛い方の何かしらの情報になればと思います。