謎の放浪者の『詩』と『歌詞』
誰かといても寂しくて
渡せない言葉たちだけが
唇に居座ってとても重いよ
だから軽い言葉を返そう
笑って話していられる様に
柔らかくで壊れそうな
深い色した透明な気持ちほど
目を見て話すのは苦手だから
今夜は隣に座っていてよ
夜の流れに心ゆだねよう
同じ物を見ていても
見てる世界が違ってる
居座り続ける言葉たちを
君が受け取ってくれるから
違う物を見ていても
見てる世界が同じなら
同じ場所で過ごしていても
違う時を過ごしてる
綿菓子みたいに舐めれば消える
それが寂しくさせるんだ
違う場所で過ごしていても
同じ時が過ごせるなら
可笑しい話に顔合わせ
怒った時には目を見ていても
空に飛ばした想いほど
目を見て話すのは苦手だから
今は隣に座っていてよ
波の音を聴きながら聞いて
同じものを見ていても
違うものを見ていても
居座り続ける言葉たちを
君が受け取ってくれるから
同じ時を過ごしていても
違う時を過ごしていても
好きなものが違っていても
好きなものが同じでも
白か黒かじゃ決められない
グレーで塗られたこの世界
自分は自分 人は人
好きな色で生きてくよ
正直者のあいつ 正直過ぎて嫌われた
そんなあいつが大好きさ
心という名のポケットに
詰め込んでいる劣等感
役立たないくせに重くて
とうの昔に捨て去った
いいかげんなあいつ 時折殴りたくなるよ
だけど何故だか憎めない
プライドの埃を身にまとい
あちらこちらにふりまいて
立派な言葉も煙ってるから
どっかで払って来てくれよ
わかった振りのあいつ 本当は支配したいだけ
早く気づいて逃げたぜよ
何を確かめたいんたろ
何を探しているんだろ
そのちっぽけな画面から
まるで一つになるくらい
お喋り好きなあのコ ちょっと疲れる時もある
それが可愛い女のコ
自分は自分 人は人
自分は自分 人は人
レンゲの花に少女は集い
花冠に首飾り
見渡す限りの紅紫に
少女の頬は紅色に
小川のせせらぎ少年達は
しゃがみこんではメダカとり
せせらぎ日をうけきらめけば
少年の目も輝いて
桃色水色若草色よ
優しい色に包まれた
喜びの春はもう遠く
消えゆくものの美しさを
知る者さえも消えてゆく
美しきものをうつさずに
美しきものを知らぬまま
春の訪れ胸踊ろうか
つくしよつくし何処にいる
愛しい姿は何処にいる
あの空を見てごらん
薄紫に大気が染まる
あれは私の呼吸
あれはあなたの呼吸
この大地に触れてごらん
ぬくもりと安らぎを
これは私の肌
これはあなたの肌
風が駆け抜ける音がする
木々や草花がそれを聴く
それは私の耳
それはあなたの耳
そびえ立つ岩山は私の骨
あなたの骨
夜空またたく星は私の目
あなたの目
あの海を見てごらん
流れくる川はひとつになる
あれは私の血
あれはあなたの血
深く深く燃えてる
静かに激しい鼓動
産み出された私達は
幾世代となく
繰り返し繰り返し
たどり着けないまま
傘を持たない私を濡らす
降り続く涙は誰のもの
あなたなのか
彼の人なのか
雨は時の流れの中に
しみわたりまた降りそそぐ
全てはいつしかうすらいで
移ろい消えていくのなら
雨よ何のために降り注ぐ
雨よせめて時を流れ
世代の海へたどり着き
定まらぬ未来を潤すように
魚だった雲がアヒルになった
待ちわびる何かは素敵なことだと
思いこませる夏の午後
自転車に自転車に乗っていこう
眩しくて目をあけられない
それなのにおもいきり空を見上げ
ワクワクしたら風のなか
自転車に自転車に乗っていこう
なんにも決めることはない
なんにもあせることはない
ペダルを踏んで景色が変わる
時計なんて見やしない
知らない道をまがってみたい
自転車に自転車に乗っていこう
不敵な笑い声で近づいてきた
真っ黒な雲を追い払ったら
遠ざかった雨が置いてったのは
キラキラ光るお日様の欠片
カゴにのせてたあれやこれ
どこかにこぼれ落ちてった
なんだかとっても軽くなったから
あの坂道ものぼれる気がする
夏なんだから当たり前
汗をかくのは当たり前
つべこべうだうだ言うよりも
自転車に自転車に乗っていこう
昨日彼女は連れ去られました
思った事を言ったから
思ったとおりに言ったから
それを誰かが聞いたから
今日父さんは連れ去られました
書きたい事を書いたから
見ていたままに書いたから
それを誰かが読んだから
私は言葉を失いました
私は言葉を失いました
閉じ込められた言葉達は
暗い洞窟の奥深く
乾いた音でこだまします
きっと友達も連れ去られます
皆で声を上げたから
心のままに叫ぶから
誰かの意にそわぬから
私は言葉を失いました
私は言葉を失いました
言葉達のこだまはやがて
暗い洞窟の奥深く
力尽きて消えるのでしょうか
私は言葉を失いました
私は言葉を失いました
私は言葉を失いました
私は言葉を失いました
何言ってんだかわかんねぇ
何言ってんだか伝わらねぇ
まくしたててるお前の言葉
まるで夢の中 独り言
黙って聞いちゃいるけれど
耳の穴広げてみたけれど
聞こえちゃこない お前の心
聞こえちゃこない お前の思い
何を見てる 見せてくれ
何思ってる 聞かせてくれ
何を知ってる 教えてくれ
全てで感じさせてくれ
感じたい 感じたい
感じたい 感じたい
ああ 欲しいのはそれだけ
欲しいのは欲しいのは
カッコつけてひろいあつめて
飾り立ててもてはやされる
忘れてるものさえ忘れたら
ノリにノッてご満悦
いつかきた道あてもなく
上を向いて歩いた夕暮れ
ほら一番星見つけたよ
おぼろ月夜に風が吹く
感じたい 感じたい
感じたい 感じたい
ああ欲しいのはそれだけ
欲しいのは欲しいのは
「偽物ロマンス」
ごまかし合いはお互いさま
寂しさ埋め合うためだけに
気が合う友達近づき過ぎて
それでも愛という溝は
ぬくもりだけじゃ埋められない
一時の慰めそんな始まり
胸の奥には大切な人
ともに抱いて抱き合って
満たされていく気がしても
どこか乾いていくのは何故
逃げ道見つけて安心するのは
きっとあなたの性分ね
ふわふわゆらゆら吹かれていくだけ
本音言わずに冷めた気持ちは
きっと私の冷たいところね
愛していないその証拠だから
映画をみては語り合ったり
好きな本を読み合ったり
趣味はそれぞれ違っているのに
一緒にいるのが楽しかった
離れる事がつらくなるほど
友達ならば一日中でも
笑うだけの毎日なのに
一番大事なことだけは
最後まで二人生まれなかったね
さよならに涙出ないほど
少し残ってる切ない気持ち
振り切りために投げ捨てた
もらったネックレスドラマみたいに
カッコよく終わるはずだったのに
木の枝引っかかり揺れてるなんて
思いもよらないエンディング
あなたに話せば笑うよね
こんなカッコ悪い事
私と一緒に笑うよね
だけど話せやしないから
それがちょっと残念だけど
友達ならば許せるけれど
出来なくなってしまったね
友達ならば信じあえるけど
出来なくなってしまったね
偽物のロマンス
励ましなんていらない
互いに遠くをみすえたまま
黙っているだけでいい
夕暮れの風に吹かれながら
のしかかる胸の内
この手ではらえやしない
声をあげて叫んでも
誰にもはらせやしない
流れをとめたいだなんて
思ったことは無いだけど
潮の満ちる海のように
裸足に波が押し寄せる
両手広げすべてを抱いた
失いたくないものと
捨ててしまうものの中で
分かち合えないものは
必ずあるから
隣に座る君が
何を思っているのかなんて
考えなくてもいい
心が君を感じている
明日また歩いていく
君の知らない1日を
止まらないこの流れの中で
君も歩いてくだろう
全ては変わっていくけれど
変わらないものが今ここにある
だから何も言わないままで
黙って座ってるだけでいい
『閃光』
暗雲がたちこめてきた
傘なんて持ってない
いきなりのどしゃ降り
雨宿りする間もない
ずぶ濡れで走る
霞んだ一本道
ガレージもない
コンビニもない
叩きつける雨粒が
容赦なく顔をひっぱたく
天をを切り裂いた閃光
一瞬はまるで命の時間
怖いのは激しい雷じゃない
雷鳴が闇に取り残される
誰の影も見えやしない
車も走らない
どしゃ降りのこの道
シャツが素肌に張り付く
ずぶ濡れで走る
しかめっ面しながら
雷は夏
稲妻は秋
シャレた呼び方だなんて
どうでもいい事思い出す
天に突き刺さる閃光
怯えながら見とれてる
一瞬で無限の闇に消えては
取り残された雷鳴が響く
天をを切り裂いた閃光
一瞬はまるで命の時間
怖いのは激しい雷じゃない
雷鳴が闇に取り残されらる

