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赤米もち米の赤色の穂が出始めています。
最近話題の令和の米騒動のせいではないのでしょうが、今回の定例の学びはなかなかの盛況ぶりでした!
実習田の稲も順調に出穂しています。
係の都合上、途中から定例の学びに参加させていただきました。
・キャベツ苗の定植
7月の定例の学びの時に苗床作り育てたキャベツの苗を定植しました。
(苗を掘り上げて)
定植先の畝の草を高さ10cm残して刈ります。
作付け縄を張って植え付けるところの草を根元から刈って、土にのこぎり鎌の先を差し込んでほぐしながら宿根など除き植え穴を作ります。
青空が広がる暑い日中なので、植え穴にお椀一杯分の水で麗します。
(暑い日の定植は夕方が適してます)
水が馴染んだら苗を植え付け、その周りを草で被覆します。
ホームセンターで売られている苗を定植する時に、その土が(含まれている肥料などが)どうしても気になる場合は、ポットから取り出した苗をバケツなどの水の中で根を切らないようにほぐしながら土を落とし、そのまま植え付けます。
・補い
8月25日(臨時の水の学び)に定植したブロッコリーの成長を促すために「補い」をします。
これはブロッコリーに直接効くものではなく、その周りの微生物達の活力となり、その結果ブロッコリーの養分いなるというもの。
「補い」の内容は米ぬかと菜種の油粕を半々で混ぜたものです。
株元から10cmあたりにひとつまみ分置きます。
・人参の追い播き
8月11日の定例の学びで播いて発芽していないところに、再度種を播いていきます。
被覆した草を除けて種をバラ播きし、そこをのこぎり鎌の背で叩いて土に馴染ませて草で被覆します。
・かぼちゃのツルの誘引
畝の隣の畝へ飛び出してしまったツルを畝に戻します。
(右下あたり)
飛び出したツルの巻きひげが掴んでいる草を刈りながら、ツルを隣の畝にはがし戻していきます。
・白菜の点播き
先のキャベツ苗の定植と同じ要領です。
点播きするところの草を土を乾燥させないように高さ10cm残して刈り、播くところの草を根元から刈って、のこぎり鎌の差し込んで土をほぐしながら宿根を除きます。
そこを手で鎮圧して播き穴を作り、種を播いたら覆土して手で鎮圧し、草で被覆します。
・玉ねぎの苗床作り
苗床となるところの草を根元から刈って、草の種をを除けるために土の表面を平鍬で削ります。
さらに鍬で土をほぐして、のこぎり鎌の差し込んで宿根を除き、平鍬で鎮圧します。
のこぎり鎌の背で播き筋を10cm間隔で作り、種を2cm間隔で降していきます。
播き筋を指で摘みながら土を被せ、平鍬で鎮圧して土と種を密着させ、草をかけて被覆します。
・大根の種播き
写真の右側:草を刈って平鍬幅の播き筋を作ります。(丁寧なやり方 乾燥にあまり適さない)
作付け縄を張って平鍬幅に草を根元から刈って、落ちている草の種を除けるため表面を平鍬で削り、土をほぐして宿根を取り除き、鎮圧後平鍬の角で播き筋を付けます。
写真の左側:草を刈ってのこぎり鎌で播き筋を作ります。(粗暴なやり方 乾燥には強いかも)
作付け縄を張って縄沿いに草を根元から刈ってのこぎり鎌で播き筋を削り付けていきます。
どちらも種を3~5cm間隔で降ろしていき、播き筋を指で摘み覆土し手または平鍬で鎮圧し草を被せます。
今回は鹿の食害が多かったようです。
枝豆やインゲンの葉が食べられていました。
午後からは思っていたほどではなかったですが、水量が増えた川から田んぼへ水をすべてのホースで引き込みました。
すべてのホースで引き込めたのは1ヶ月半ぶりでしょうか。
満ちてくる水を見てるとホッとします。
まぁ満たされてくると、それまでに開けられたモグラやサワガニの穴からの水漏れが見つかって大変なのですが…
何はともあれ水が戻ってきて良かった良かった✨