自然農の田んぼは幅4mの畝を最初に作り、その後は耕すことなく、毎年そこで生きたものたちの亡骸が積み重なっていきます。
僕の田んぼでは大小はありますが、4m幅畝が7枚あります。
(令和5年7月28日)
1枚目は香り米を田植えし、6月7日に追加苗代の苗の成長待ちで一旦田植えお終わりにした約60㎡の一番狭い畝。
今日から2枚目(約96㎡)の畝に黒米もち米を田植えしていきます。
ここの苗代は3枚ともまったくオケラの襲撃を受けませんでした。
何がどう作用しているのかわかりません。
ちょうど標本のように3種類生えているかたまりがあったので…
左からヒエ、カヤツリグサ、稲。
カヤツリグサは茎が三角形なので触るとわかると思います。
稲の苗が幼い時はヒエにそっくりですが、稲はやや平たくかためでヒエは柔らかい。
ヒエがもう少し成長すると稲とそっくりですが、柔らかいのでわかるかと思います。
写真ではわかりにくいですが、稲は赤丸印の葉が分岐するところに細かい毛が生えてます。
この見極めは経験の数で出来るようになります!
1枚目の田植えの植え穴は草削りで開けてましたが、この畝からは草を踏み倒して田植えするので、植え穴を確保するのにどうしてものこぎり鎌が必要になります。
のこぎり鎌での田植えのやり方は…
土にのこぎり鎌で正三角形の斜め2辺を切れ込み、それをてこの原理(?)で起こします。
開いた穴に苗をポンして閉じる!
これも数をやれば出来るようになりますよ!
それにしても先は長いなぁ~。