農園の所在
大阪(キタ)の中心から電車で35分の都市近郊の大阪府交野市にあり、
JR線と高速道路に挟まれて、まるでその一帯だけ隔離されようなところになります。
田畑は6年間耕作せず草刈りはされていました。
田んぼ側を高速道路が横切っていて、田んぼの背景に高速道路の建造物があるのはなかなかシュールな光景。
本来なら交野の山々が広がっていて、その恩恵を直に感じられるのでしょう。
山からの地脈や水脈を高速道路が遮ってるのかもしれませんが、カラスの縄張りにも一役かっているようで、何がどう作用するのか判らないものです。
畑はJR線沿いにあって、朝夕はかなりの速度で通過していく快速電車に驚くこともしばしば。
山からの水が田んぼからここまで流れてくれているので、田んぼが忙しい時期以外は水に困ることはあまりありません。有難いことです。
農園への想い
「食べるとは生命を重ねること。安心して重ねられる生命を宿した田畑の恵を届けたい!」を柱にしています。
人は生命で細胞の集まり。
なら、同じ生命で細胞の集まりを自らの生命に重ね潤していくのが本来の姿なんだと思います。
そんな想い込めてはじめは「八重農園」と名付けようとしました。
だけど地域の氏神様である神社にて御祭神の一柱に、「八重事代主大神」がお祀りされておられるので、畏敬の念を込めて『やえ農園』としました。
田畑では
奈良県桜井市にて故川口由一さんが提唱され続けた
「耕さず、草や虫を敵とせず、肥料・農薬を用いない」
田畑のすべての生命の営みに「沿い、従い、応じ、任せる」
という農の在り方である『自然農』を実践しています。
僕と交野市
実は結婚するまで交野市民でした。
今は大阪市内に住んでるので車通勤?してます。
通る道によっては通学していた小学校→中学校→高校の順に通るので、人生の振り返りをしているようで不思議です。
農園をするために戻ってくるなんて、縁って面白いものですねぇ。