筒井康隆たんの「喪失の日」を読み終わりまんた | myth_effectのブログ

myth_effectのブログ

ブログの説明を入力します。

この短編小説には、爆笑しますたね。

 ストーリーは藁井勇という24歳のエリートサラリーマンだが、童貞の男の「喪失の日」を描いたものですた。

 藁井は勤務している会社のマドンナで1歳年下の野口圭子から、OKサイン(古っ(~_~;))をもらうことに成功しまふ。

 圭子は、美貌、性格、頭の良さなどからいって、プライドの高い藁井にとって、初体験の相手としては理想的に思えたのだす。

 そして、しばらくして、ついにその日がやってきまふ。

 童貞で女性のことについて無知な藁井は、朝から不安と希望、妄想と空想にとりつかれたようになって、仕事が手につきま千円。

 当然のように、仕事で失敗して、同僚や上司を困惑させ迷惑をかけまふ。

 この辺りの描写がおもしろくて笑えまふ。

 そして、ついに圭子と会う時間がやってきまふ。

 その結果をここで書いてしまうと、おもしろさがなくなりまふので、書かないでおきまふ。

 それにしても、ラストの藁井はひどすぎう、という感じでこの小説は終わりますた。

 昭和49年の作品で、まだケータイのない時代の連絡を取る困難さが感じられまふ。

 昭和49年はワタスは21歳ですたから、藁井は姉と同じ年で団塊の世代だったんでふなー。

 なんとなく、その時代の雰囲気が感じられまふ。

 筒井たんの小説が大好きなしょこたんが好みそうな内容のような気がしまふなー。

 藁井は、もすかすたら、しょこたんの好みのタイプの男かも。

 しょこたんの意見を聞いてみたい作品だす。