アフガニスタンでの死を余儀なくされてしまった伊藤さん。
不幸な事件で、心からご冥福を祈りたい。
が、しかし以前からこういう海外での活動には、少しばかりの違和感がある。
その違和感は、このペシャワール会の中村氏の言葉に
より明確なものを見る。
曰く丸腰でいくからこそ、襲われないのだ、という九条的発想だ。
確かに、武器に武器は、切りも果てしもないエンドレスの「抗争」しかない
と言えなくもない・・・。
では、初めからもう、襲われようと殺されようと一切の抵抗はせず、甘んじて死を受け入れるのか
そういう覚悟なら、第三者が言う事はない。d
ただ、「武器を持たないから、襲われない」として、だから殺されない、襲われるはずがな
と言う認識だったら、それは甘いと言わざるを得ない。
折角の高い志も、万全の防衛あっての実現だろうに。若く、高潔な意志で
他国の為に身を尽くされた貢献は尊い。
だからこそ、危険な地域での活動には、ただ無防備で良いのか、という問いを新たにすべきだ。
福田さんが辞めた。 ダラダラと続けるのかと思っていたから驚いた。
辞めて欲しいと思っていたから、歓迎すべき事だ。
問題はこのあとだ。 カイカク推進派が政権取るのも願い下げだし、
売国政党に政権取られるのも御免だ。
此れをきっかけに日本が良い方向に舵を切れるとよいのだが。