原爆投下の日 | 翡翠のブログ

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今日は、広島に原爆が投下された日である。


勿論、全ての日本人が知っているだろう。この、世界、また歴史において比類なき


凶悪無残、残酷無比な兵器を使用したアメリカという国を、どんな理屈や言訳を述べようと


彼等の信じる神でさえ、お許しにはならないに違いない。



私の幼い頃には、まず漫画で原爆のことを知った。もちろん、親からも聞いていたが


漫画で見るのはインパクトがあった。


原爆といえば、はだしのゲンだが、そのもっとはるか以前に、すでに漫画表現で


原爆を描いたものは結構あった。


「美加は生きた」少女が原爆の後遺症である白血病になり、あたら若い命を失う物語。


花村えいこの、原爆投下直後の様子を描いた少女マンガや、二人の戦災孤児の少年少女が


原爆症になり亡くなる物語など、色々あった。しかし、どれも「日本が悪かったから、原爆を落とされた」という


視点では描かれていなかった。


根底には戦争の悲惨さがテーマにあるが、それだって声高に叫んでいるような、ましてセリフで言わせるような


ことはなく、読み手の受け止め方に委ねたものが多かった。



被害にあわれた方々は、「仇をとってくれ」と言い乍、亡くなられたそうだ。


それが人間の情として当たり前だろう。



あの地獄・・・・・煉獄の炎の中、一体誰を恨んだろう??


我が国か、それとも悪魔の原子爆弾を、無辜の民の上に落とした当事国か。



・・・・・・・戦災にあわれた方々のご冥福を、謹んでお祈り申し上げます。