介護食:サバと小松菜のオイスタース炒め & おお!ついにお箸 | やわらか介護食研究所

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こんにちは。やわらか介護食研究所のみるくです。

難病の娘の為に、毎日介護食の研究&作成をしています。

 

 

今日は「サバと小松菜のオイスター炒め」です。

 

 

 

 

最近はお肉ばっかりだったから久しぶりにお魚。

 

 

【材料】(家族2人+介護食1人)

 

小松菜  1束

サバ 切り身 2枚

にんにく チューブ2㎝くらい

オイスターソース  大さじ1

小麦粉  適量

 

 

サバを食べやすい大きさに切って小麦粉をまぶします。

ビニール袋を使うと簡単!

 

 

 

 

フライパンに油を引き、サバを焼いたら取り出しておきます。

 

 

 

 

軽くフライパンをふいて今度は小松菜を炒めます。

にんにくも入れて。

小松菜に火が通ったら、サバを戻します。

 

 

 

 

ここにオイスターソースを大さじ1回し入れて完成です。

さて、ここからが本番。

サバの大きくて柔らかそうなところを取り出して、ほぐしていきます。

あちちっ。

 

 

 

 

次に小松菜を包丁やキッチンばさみで細かく刻んでサバの上に乗せます。

よし!娘の分、完成!

 

 

 

 

魚はミキサーにかけるとモソモソしがちなので早い段階から、

ほぐして食べるようにしてきました。

もし、ミキサー食を作るなら、魚のミキサー、小松菜のミキサー、

と別々に作って乗せてあげると彩りが良く、食べる側が嬉しくなっちゃいますにひひ

 

 

さて、出来たよーニコニコってこの写真。

いつもと違うところがあります!

それはね・・・

 

 

 

 

じゃーん!お箸がある!って事ラブラブ!

 

 

 

 

魚はほぐして食べているのですが、スプーンだと上手くすくえないのが難点!

今ままでは、手で食べていいよ!って言ってました。

だって、寝たきりで横向きで、それでもなんとか自分で食べてるんだもん。

スプーンとフォークと使って、それでも上手く出来ない時は手で食べてくれればいいって思ってたんです。

 

 

でも学校でみんなでご飯を食べるとき、娘はちゃーんと見てたんです。

「私だけ、手づかみで食べてる。」って。

 

 

以前から気にしていたみたいなんですが、ついに・・・

「私、お箸で食べれるようにする!お箸持ってきて!」と自ら練習するようになりました。

 

 

どれどれと私も一緒にやってみましたよ。寝っ転がってお箸でご飯を口に運ぶ。

これがなかなか難しいショック!

何度やってもお茶碗から口に運ぶまでにこぼれちゃう。

ご飯&お味噌汁は無理だねーって話になりました。

 

 

でも、とろみ剤を入れた刻み食なら上手くお箸で口に運べたんです。

「おおー!やったー!」

 

 

ばってん箸になったり上手く持てなかったりして、ものすごく食事に時間がかかる毎日で、

もういいんじゃない?スプーンで。って私は言ったりしてました。

「いやいや、でもこれじゃ恥ずかしいから。」と頑張った娘。

なんと1週間くらいでお箸マスターしましたキラキラ

 

 

すごい!本当にすごい!そして早い!

「できないって諦めたらダメ!」とまた一つ娘から教えて貰いました。

 

 

 

 

 

【ご注意】食事介助が必要な方は、飲み込むまで様子を見守ってください。アレルギーや誤嚥等の

      事故に十分に注意をして下さい。あくまでも自己責任の範囲でお願いします。