記念館を出て、すぐ下の桂浜への
遊歩道を降りた。
まずは小高い丘に立つ龍馬像へ。
龍馬像だけで5.3m、台座を含め
ると13.5mの高さで、実際に下
から見上げると迫力がある。
松林から遊歩道を降りると、桂浜
が広がっていた。
東の龍頭岬から龍王岬までに間の
約400mの砂浜で、思ったよりも
広くなかったが、それが返って
太平洋の雄大さを感じさせる。
桂浜
私は京都伏見の寺田屋や豪川周辺
近くで生まれ育ったので、子供の
頃から龍馬に慣れ親しんでいた。
ずっと龍馬に関心がありながら、
以前に高知を訪れた時、ほとんど
どこへも行けなかった。
この日、初めての桂浜に立ったが
いまさらに龍馬の胸の内を、少し
は垣間見たように思えた。
ここに立って龍馬が大海原に夢を
抱いたと思うと少し胸が熱くなった