松山城ー②本丸までの鉄壁の城門 | 京都案内人のブログ

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戸無門

 

 

 

 

戸無門を潜ると、道はまた直角に

 

折れ曲がる。

 

 

 

 

戸無門から太鼓櫓を望む

 

 

戸無門内側

 

 

 

すると、すぐに強固な筒井門と櫓

 

が迫る。

 

 

 

 

強固な櫓を冠した筒井門

 

 

筒井門:

脇戸付の櫓門で、慶長年間の築城に際し

正木城(伊予郡松前町)から移建された

と伝えられる松山城最大の門。三之丸・

二之丸から本丸へ向かう、大手(正面)

の固めを構成する重要な櫓門で、城中で

最も重要かつ堅固な所となっている。

 

筒井門内側

 

 

 

この門前では気付かないが、その

 

櫓の向こう側に隠門がある。

(写真右の石垣の向こう側)

 

 

 

隠門

 

筒井門と隠門のこと

本丸大手の重要な固めで、城内で最も堅

固な建造物の一つ。戸無門を通過して、

目に付くのは筒井門で、その奥にある隠

門は分かり難くしている。これは、侵入

者の注意を筒井門に向けさせ、そこを破

ろうとする敵を隠門から打ち出て、背後

から襲う戦略とみられている。

 

隠門内側

 

 

 

ここを通過すると、この先は少し

 

開けた場所になるが、正面は続き

 

櫓が組まれた石垣が行きてを阻む。

 

 

 

 

太鼓門西塀

 

 

 

道なりの先には、またしても櫓を

 

冠した堅固な太鼓門が現れる。

 

 

 

 

太鼓門と太鼓櫓

太鼓門と南北続櫓、太鼓櫓、巽櫓は1つ

の防御単位を構成し、高さ約5mの石垣

に一線に構築され、筒井門から本丸南腰

郭に侵入してくる敵に備えている。

太鼓櫓は石垣の西端の太鼓櫓と太鼓門

との間にある24.41mの渡塀には狭間

21ヵ所、石落2ヵ所が設けられている。

 

 

太鼓門

 

太鼓櫓

 

 

 

この太鼓門を通過して、やっとの

 

ことで本丸への大手道に出る。

 

 

 

 

本丸天守