宍道湖の夕陽 | 京都案内人のブログ

京都案内人のブログ

京都散策ー四季の風情や町並み、名所、歴史、人物を訊ねる。たまに言いたい放題。

能登半島地震の大災害で、亡くなられた多くの方々に哀悼の意を表しますとともに、未だ安否不明の方の無事をお祈りしています。

引き続き避難されている人たちの日常が一日でも早く取り戻せますようにただただ祈るばかりです。

また捜索活動や支援、復旧に尽力されている役所や警察、消防、自衛隊などの皆様への感謝の念と安全を切に願っております。

 

 

 

 

袖師地蔵と嫁ヶ島

 

 

 

 

足立美術館の作品や庭園をじっく

 

り鑑賞して、安来駅から松江へ。

 

松江駅に到着すると、タクシーで

 

島根県立美術館へ向かった。

 

 

 

 

島根県立美術館のロビー

 

 

 

 

宍道湖に沈む美しい夕陽が見られ

 

ると評判のスポットで、ぜひとも

 

観たかった。

 

 

 

島根県立美術館

 

 

 

時間的にも夕方5時前だったので

 

まさに陽が沈む絶好のタイミング

 

だった。

 

 

 

 

 

 

 

晴れた夕空に、いい感じの雲が出

 

だして、見事な美しさだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オレンジ色に染まる湖岸を歩いて

 

小さな嫁ヶ島や袖師地蔵の背に

 

落ちる夕陽が沈むまで眺めていた

 

 

 

 

嫁ヶ島

 

 

 

 

 

嫁ヶ島

全長110m、幅30m、周囲240mの

小さな島。島の西側に弁天様を祀る竹生

島神社の小祠があり、東端には鳥居もあ

って30本ばかりの松が風情を添えている

奈良時代には蚊島の字があてられていた。

のちに湖に落ちて亡くなった若い嫁の

身がらとともに浮かび上がったという

悲しい伝説が生まれて、嫁ヶ島の呼び名

となったとされる。

悲しい伝説が、暮れゆく日とともに、

しんみりとした哀愁を演出。

 

 

袖師地蔵

その昔、嫁ヶ島沖は難所で、ここを通過

する船はたびたび遭難し、その水難者を

供養するために建てられたと伝わる。

江戸の寛永年間に後方の円成寺山の麓、

宍道湖岸の袖師ヶ浦に建てられた。

高さ2.5m、宍道湖畔に佇む2体の地蔵は

現在で3代目。