先日の6月15日は弘法大師の
1250歳の誕生日。
智積院では、毎年この日に
弘法大師と中興の祖である
興教大師の誕生を祝う青葉まつり
が行われる。
紫燈護摩道場にて(6月15日12時頃)
数年前に一度参拝し、慶祝法要や
山伏による柴燈大護摩供法要を
見たことがあった。
この日は12時前に行ったが、
すでに紫燈護摩が始まっていた。
20余名の山伏によって、儀式や
祈願文奏上が行われ護摩壇で
護摩木を焚き上げる。
朝から曇りがちの蒸し暑い日だっ
たが、護摩壇の炎の熱は離れて
見ている私にも容赦なく伝わる。
ほぼ1時間ほどで、護摩供法要の
終わりを告げる法螺貝の独特の音
が境内に響き渡った。
柴燈大護摩供法要の終了を告る法螺貝
法螺貝を吹きながら退場する山伏たち
山伏さんらが退場すると、続けて
火渡りの儀式の準備が始まった。