この日は暖かな陽気だったが、
真如堂の境内は、時折参拝者を見かけるほどだった。
時より、ヒヨドリの甲高い声やシジュウカラの
忙しない声が聴こえてくるだけ。
やはり人気のないお寺は静かでいい。
1時間ほど散りもみじを楽しんで、
法然院へ向かった。
真如堂から法然院へは、本堂裏(東)の石段から急坂を下って、
白川通へ出る。(北参道の坂を下るルートもある)
白川通から鹿ヶ谷通を抜けて哲学の道沿を少し北(左)へ向かって歩く。
法然院橋を渡って直進して細い道(法然院通)を左へ折れると、
右手に石段と総門が見えてくる。
石薬師堂(白川通へはこのお堂の前の石段を下る)
初冬の法然院へつづく