賢者が大切にする、「意外な人」
賢い人は、
自分の欠点を、しっかり指摘してくれる聡明な人を歓迎します。
その人は、隠れた才能を引き出してくれるのですから、
「その提案は、ここを見落としている」「あなたのスキルは、ここが今ひとつだ」と、欠点を率直に指摘してくれる親しい人を、あなたはどう扱いますか
愚かな人は、腹を立てて、その人を遠くへ追い払います
賢者は、「よい点に気づかせてもらった。これからもずっとそばにいて、適切なアドバイスをしてもらえないか」と、その人を大切にします
なぜ、相手は厳しいことを言うのか相手の身になって考えてみましょう。
それは、傷つけてやろうとか、バカにしてやろうという意地悪な気持ちからではない場合がほとんどです。
「このままでは、あの人は成長しない。ここでもうひと踏ん張りすれば、もっとすばらしい結果が得られるはずだ」と、その人の成功を親身に考えてくれているからです。
期待していない人には、わざわざ欠点を挙げ連ねて、人間関係をギクシャクさせるリスクは冒さないもの。厳しく言うのは、それだけ相手を思う気持ちが大きいのです。
親が子供に口うるさい理由も、わかるでしょう。
本当に賢い人は、そのあたりの相手の心情も理解できるので、納得できない場合でも、「指摘してくれてありがとう」と素直に頭を下げられるのです。
心中で感謝するだけでもいいのです。何か、見えてくることがあるはずです。
・・・・by 「いいこと」がいっぱい起こる
ブッダの言葉 植西 聡 著
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