万葉集本歌取り風 巻8 21 | チャリで巡る お風呂屋さん!風呂敷日記

万葉集本歌取り風 巻8 21

万葉集本歌取り風 巻8 1552 湯原王
夕月夜(ゆふづくよ)心もしのに白露の置くこの庭に蟋蟀鳴くも

夕月夜心もしのに君待てど忘れ扇に秋風ぞ吹く 縁糸まどか

万葉集本歌取り風 巻8 1553衛門大尉大伴宿禰稲公

時雨(しぐれ)の雨間(ま)無くし降れば三笠山小末(こぬれ)あまねく色づきにけり


時雨の雨間無くし降れよ君の愛こころも身をも染まり色づく

縁糸まどか

万葉集本歌取り風 巻8 1554 大伴家持

大君(おほきみ)の三笠の山の黄葉(もみぢば)は今日の時雨(しぐれ)に散りか過ぎなむ


約束の愛し君との紅葉狩り今日の時雨に散りか過ぎなむ 縁糸まどか