「雪の香り」塩田武士 文藝春秋学生時代に別れた恋人の名前を捜査資料の中に見つけた新聞記者。彼女はなぜ失踪したのか? 若い男女のテンポのよい会話が小気味よく聞こえ、舞台の京都の風景も目に浮かんでくるようで爽やかな作品かと思いきやまさに「純愛ミステリー」と呼べる作品に感動です。