井上光明選手が来てくれることになりました。
ええ、バックスのゴーリーの話です。
小野選手がデュアルキャリアの横浜へ行ってしまい、
福藤選手と龍選手の二人だけになっていたゴーリー陣。
クレインズで昨季大活躍のドリュ―選手を王子が獲得し、
巷では「王子、まるで巨人みたいだな」とか、「日本人ゴーリーを育てる気はないのか」とか
まぁいろんな声が飛び交いましたが、それはそれとして、
「うちはどうなるんだという」不安はたかまるばかりでした。
今野選手が引退したとき誰かの脳裏をかすめた「ミッツが抜けて、そしてミッツが来たりして」なんていう冗談みたいな思い付きが本当になりました。
昨季ほとんど実戦に出ていないこともあって、ごめんなさいプレーしてるイメージがあまりわかないのですが、クレインズの廃部が発表されて以来、わたしは井上選手のツイッターをフォローしています。
その積極的かつ真摯な発信姿勢は立派だと思ってましたし、日本人ゴーリー育成の必要性を訴えたツイートに茶々が入ったときも、反撃に出るとかじゃなく毅然とした対応を見せて、わたしはその冷静さとプロ根性に、拍手を送りましたよ。
その井上選手がバックスに来てくれて、ほんとによかったと思ってます。
福藤選手はいまも日本人ゴーリーの頂点であるとはいえ、確実に、世代交代のときは近づいています。
そのいちばん近くですくすく育ってきた龍選手。昨季は出場試合も増えましたが、そのぶん課題も見えてきましたし、まだまだこれからのゴーリーです。
そこに井上選手が加わることで、二人にも、そしてチーム全体にもいい影響を与えてくれることを期待しています。
https://twitter.com/NIKKOICEBUCKS/status/1141993969775022080