第6節終了後、心配なニュースがありました。

 

 

 Tucker選手が怪我を負ってしまいました。しかし、7日の離脱なのでまだ軽い方なのかもしれません。とにかく、早い回復を願うばかりです。

 

 また、移籍市場が閉幕する最終日にオファーが飛び込んできました。ゴールキーパーのSandford選手にポート・ヴェイルから獲得のオファーが届いていました。

 すでに今夏はLabrovic選手を獲得しているので、序列の下がったSandford選手が出場する見込みが無いと感じたため、オファーに合意しました。Sandford選手は新天地で頑張ってほしいですね。

 これにて2023年夏の移籍市場は閉幕しました。この夏に獲得した選手を振り返ってみましょう。

 

 M. Stamenić

 

 

 Stamenic選手はフリーエージェントでした。チームの中心的存在で、攻守で高いレベルを発揮しています。特にリーグ戦6試合では2ゴール4アシストの活躍。これからのドンズを牽引するチームの顔のような存在になるとARAI監督は期待しています。

 

 A. Gray

 

 

 Gray選手はリーズ・ユナイテッドから移籍してきた17歳の将来有望な選手です。チームの中心選手として活躍できるとしてARAI監督も太鼓判を押していましたが、ここまでの成績はあまり良くない印象です。ここから復調を期待しています。

 

 N. Labrović

 

 

 Labrovic選手もStamenic選手と同じくフリーエージェントでした。新たな守護神として、チームを最後方から支えています。ここまでは1試合のクリーンシートとまずまずの安定感があります。

 

 M. Rogers

 

 

 Rogers選手はアストン・ヴィラからレンタルで獲得してきた21歳の若手フォワードです。アストン・ヴィラのエメリ監督と一度交渉が破談になったものの、ARAI監督が粘りの交渉でなんとか買取OP付きのレンタルにこぎつけました。

 

 J. Windass

 

 

 Windass選手はシェフィールド・ウェンズデイから移籍してきた29歳のストライカーです。ARAI監督も背番号10を提示するなど、期待値の高い選手です。移籍直後の第6節ジリンガム戦では先制ゴールを決めるなど、新生MKドンズの点取り屋として今後も目が離せません。

 

 以上が今夏に獲得した4選手+1選手です。早速豊富な資金力で選手を獲得してきました。MKドンズもこの積極補強により優勝候補のトップに躍り出ました。この選手たちで冬の移籍市場まで戦います。

 

 第7節

 

 

 ノッツ・カウンティとの第7節も勝利!これで2連勝、7試合連続負けなしで2位に浮上です!Payne選手がチームトップの3ゴール目を挙げました。

 

 第8節

 

 

 クローリー・タウンとの第8節は1-1の引き分けに終わりました。キャプテンのKemp選手が3ゴール目を挙げ、これでMKドンズは8試合負けなしです。

 

 

 しかしながら、今日の試合では激しいプレーが多かったということで、インタビューをおこなった記者からもそのプレーについて聞かれていました。ARAI監督は「勝利のために行き過ぎたところがあった」と答えていました。

 

 第9節

 

 

 マンスフィールド・タウンとの第9節は1-2で勝利しました!Rogers選手は移籍後初ゴールです。Windass選手とRogers選手がそれぞれ1点ずつ決め、無敗記録を9に伸ばし、ついにMKドンズが首位浮上しました!

 

 

 初めての監督業にしては、さすがにできすぎています。新人の監督が記録を伸ばし続けていることもあって、毎試合無敗記録についてインタビューされています。9戦連続で負けなしということで、日本でもこの成績は話題となっているようです。異国の地で奮闘する日本人には、日本で見ている人たちも感動しています。

 

 BSMトロフィー

 

 BSMトロフィーとは、「ブリストル・ストリート・モーターズ・トロフィー」という、EFL1部(イングランド3部)と2部(イングランド4部)のチームが参加できるカップ戦です。ARAI監督はまだタイトルを獲得した経験もありませんから、タイトルを獲得したいところですが、試合数が多くなるのは選手の負担がたまることから避けたところです。

 

 

 北部セクションのグループCに分類されたドンズはフリートウッド・タウン、クルー・アレクサンドラの計3チームでトーナメント進出を争います。

 

 

 BSMトロフィーのグループステージ初戦は、フリートウッド・タウンと対決します。

 

 

 メンバーも前回から大きく変更されています。

 

 

 なんとか引き分けで勝ち点1を手にしました。しかし、ARAI監督はこの結果に納得がいかなかったのか、試合後のインタビューには応じませんでした。ARAI監督はこの後に控えている強豪サルフォード・シティ戦に集中しているそうです。

 

 第10節

 

 

 ついにリーグ唯一の無敗クラブとなったMKドンズは3位のサルフォード・シティと対決します。ここまで6失点とリーグ最少失点に抑えている牙城・サルフォード相手に得点を奪うことはできるのでしょうか。前回のBSMトロフィーでベストメンバーを休ませ、万全のコンディションで戦うことが予想されています。ARAI監督もサルフォード・シティ戦では勝利に貪欲に向きあうようです。

 

 

 ベストメンバーで向かった第10節サルフォード・シティ戦は0-2で敗北してしまいました。無敗記録は9でストップしてしまいましたが、大健闘です。牙城サルフォードから得点を奪うことはできず、攻めに力を入れた結果、隙を突かれて失点してしまいました。

 

 

 レポーターからも無敗記録について聞かれています。

 

 

 この敗戦により、MKドンズは5位転落です。まだ試合はたくさんありますが、非常に激しい首位争いが行われていることが分かります。ここからズルズル負けないように、見つかった課題は修正していきましょう。

 

《今回獲得した選手》

なし

 

《今回放出した選手》

・R. Sandford ポート・ヴェイル €175,000

 

〈今回の試合〉

第7節 ノッツ・カウンティ 0-1 MKドンズ WIN
・得点:Payne(3)

第8節 MKドンズ 1-1 クローリー・タウン DRAW
・得点:Kemp(3)

第9節 マンスフィールド・タウン 1-2 MKドンズ WIN
・得点:Windass(2), Rogers(1)

 

BSMトロフィー フリートウッド・タウン 1-1 MKドンズ DRAW

・得点:Ilunga

 

第10節 MKドンズ 0-2 サルフォード・シティ LOSE
・得点:なし