今日は3月3日。

『ちょこっと雑学』
[[数字の「13」は なぜ嫌われるのか?]]
世の中にはさまざまな迷信があるが、数字の 「13」不吉と考える国は驚くほど多い。 欧米の国々では、航空機の13列目の席、住所の13番地、建物の13階などを「欠番」とすることが少なくない。
13を不吉とする起源をさかのぼった時、最古の記録とされているのが、紀元前から伝わる北欧神話である。12人の神々の祝宴に邪神ロキが乱入し、13人になった。 ロキを追い出 そうともみ合ううちに、神々の中でもっとも人気のあったバルダーが殺されてしまった。
この伝説は13を不吉な数字とする迷信とし南下し、紀元前後には、地中海全域の国々に定着。キリストが13人の弟子とともに食卓 についた後、はりつけにされた 「最後の晩 餐」の故事と結びつくことで、13への恐怖は 決定的になったといわれる。 
なかでも忌み嫌われるのは「13日の金曜 日」だが、この理由については諸説ある。 キリストがはりつけの刑に処された日が金曜日 だったからだという説『旧約聖書』でイブがアダムを誘惑した日だったという説、北欧神話の女神で、金曜日を意味する英語 「フラ イデー」の由来となったフリッガが、毎週この日に会合を開いて災いの計画を練ったから だとする説もある。