ある日の日常~三番隊~
「市丸隊長ーーーー!!」
三番隊隊舎がある一声で響き渡る
おどつきながらも懸命に走り
ある人を探し回っている
「なんでこう居なくなるかな…」
彼は三番隊副隊長吉良イヅル
唐突に消え去る隊長市丸ギンの副官
イヅルは願っても無い目標の市丸ギンの副官となり一月立つが相変わらずギンの神出鬼没に手を焼いている
「裏の柿畑かな…」
ギンの趣味で三番隊隊舎の裏に柿の木が植えられている
ギンはその柿から自分の大好物の干し柿を作る
イヅルは手伝うが食べない
何故ならイヅルは干し柿が嫌いだからだ
「……やっぱり…」
裏の柿畑を見るとギンが側の縁側で呑気に干し柿と茶を楽しんでいた
「ありゃぁ見つかってしもた。流石イヅルやなぁ」
張り付けたような笑みで笑う三番隊隊長
「当たり前です…仕事はちゃんとやって下さい」
その笑みにさらなる笑みで反抗する三番隊副隊長
「わかったから、そなぃ怒らんといて」
やれやれと溜め息をつき
「まったく…」
この勝負今日は副隊長の勝ちのよう
今日も副隊長は市丸隊長を探しに行きます。
…続く
三番隊隊舎がある一声で響き渡る
おどつきながらも懸命に走り
ある人を探し回っている
「なんでこう居なくなるかな…」
彼は三番隊副隊長吉良イヅル
唐突に消え去る隊長市丸ギンの副官
イヅルは願っても無い目標の市丸ギンの副官となり一月立つが相変わらずギンの神出鬼没に手を焼いている
「裏の柿畑かな…」
ギンの趣味で三番隊隊舎の裏に柿の木が植えられている
ギンはその柿から自分の大好物の干し柿を作る
イヅルは手伝うが食べない
何故ならイヅルは干し柿が嫌いだからだ
「……やっぱり…」
裏の柿畑を見るとギンが側の縁側で呑気に干し柿と茶を楽しんでいた
「ありゃぁ見つかってしもた。流石イヅルやなぁ」
張り付けたような笑みで笑う三番隊隊長
「当たり前です…仕事はちゃんとやって下さい」
その笑みにさらなる笑みで反抗する三番隊副隊長
「わかったから、そなぃ怒らんといて」
やれやれと溜め息をつき
「まったく…」
この勝負今日は副隊長の勝ちのよう
今日も副隊長は市丸隊長を探しに行きます。
…続く