学校に行きづらかったり、行けなかったりしていた子には、夏休みはホッとできる時ではないでしょうか。

心が疲れている時は、安心して自分が楽しいと思うことをするのが一番。

それは大人でも子どもでも同じことだろうと思います。

学校に行けない時期には、堂々と外出できないという話を聞いたことがあります。

私は時々、「せっかく学校に行っていないのだから、平日は混んでいるような楽しい場所に行ったら?」なんて

少し無責任なことを言ったりしてました。

それは半分は本音でしたが、半分は「そうはいってもなかなか難しいんだろうな」とも思ってました。

平日の遊園地も映画館も図書館も、行けば「今日はお休みの日なの?」というような大人の視線が気になることでしょう。

でも、長期間の休みの期間は、誰の目も気にせず胸を張って楽しめます。

だから、できるだけ楽しい場所に行って楽しい時間を過ごしてほしい。

 

そうはいっても、このところの猛暑は外を歩くだけでも大変です。

子どもにはできるだけ自然と触れ合える時間を過ごしてほしいと思っているのですが、

海や山、川だって、遊びに夢中になっていたら心配なことも多いこの頃になりました。

私たちの世代の子ども時代には、夏休みは子どもだけで朝から日暮れまで友達と遊び惚けていたという話も聞きますが、

現代はそんなわけにもいかないのでしょうね。

それでも何とか工夫して、夏休みはできるだけ楽しい時間を過ごしてほしいと心から願っています。