先日のブログで紹介したように、連休の後に学校への行きしぶりや、体調を崩す子供が多くなる傾向があります。

大人でも長期休暇の後には仕事に行きたくないと思う人は多いはずですから、

子どもなら当たり前のことかもしれません。

それでも、今も昔も学校に行くのは当たり前と思う大人が多いので、

わが子が学校に行けなくなった時に親が慌ててしまうのも当たり前でしょう。

今では、ネットやラインでの情報収集や、ネットを使った親の会も色々あるようです。

それも悪くはないと思いますが、私はやはり直接体験者同士が話し合うことの意味は大きいと思っています。

先日、現在の未来の会の世話人さん達とお話しする機会があったのですが、

勇気を出して未来の会に参加した時、みんなが優しく「よく来たねー!」と迎えてくれて、

その時に不安や焦りでパンパンになっていた思いを話し、みんながウンウンと聞いてくれた時、

とても気持ちが軽くなったことを覚えていると話してくれた人がいます。

これほど不登校の子ども達が増えていても、なぜか身近に体験者の話を聞く機会は少ないようです。

不安と焦りと自分が悪いのではないかという辛さは、

きっとお子さんも抱えている気持ちと共通することでしょう。

そんな時に何が一番大切なのか気付くきっかけは、色々な体験者と話すことにあることも多いのです。

随分前ですが、参加者の一人が

「未来の会に来て、話を聞いてくれて同じ思いをしている人がいると実感することが、こんなに安心できることだったのだと始めてわかった。

私はこのように子どもの話を聞いていただろうかと反省しました」と言ったことを覚えています。

その時に、そうだ、それが親の会に参加する意味の一つなのだと理解できたような気がします。

 

未来の会には、そんな思いを重ねてきた先輩たちがいます。

今では、不登校だけではなく、発達障害といわれるなど個性的な子どもの対応に悩む人たちも増えています。

嵐の時期を乗り越えて、「色々あっても何とかなるもんだ」と実感している人もいます。

一度親の会に参加してみませんか?

 

未来の会の例会日

 5月12日(月)18:30~21:00

​5月30日(金)10:00~14:00