今、応援したい人たちです。

厚真町で馬搬や馬耕を生業としている西埜馬搬の西埜将世さん。

彼のお父さんとは以前より知り合いだったので、将世さんが馬搬を始めたと聞いた時は、少し驚きました。

それから間もなく、息子のブドウ畑で彼が馬耕をすると聞いた時は、二度ビックリ。

彼はとにかく仕事の選り好みをせず、本当によく働きます。

彼と馬が働く周囲には、いつも人の笑顔があります。

人と馬とは、遥か昔から働く仲間だったのだなと実感します。

ジョージアで伝統的なクヴェヴリでのワイン醸造にチャレンジする青木勇斗さん。

青木さんは、クヴェヴリでワインづくりをしている長男のワイナリーに、

「研修させてください」と飛び込んできました。

生活費は週二日のアルバイトをしながら、何と無給で二年間、実によく働いていました。

彼も本当に楽しそうにクルクルとよく働く若者で、感心するばかりでした。

その間、ネットでジョージアの言葉を学びつつ、予定通り昨年の春ジョージアに旅立ったのです。

そしてとうとう、ジョージアで自分のワインを造ろうとしている。

もう、応援しないわけにはいきません。

 

二人の子育てをしながら、恵庭でフリースクール「自由学習空間ひとのわ」を始めた福田里未さん。

 

恵庭にもフリースクールがあったらいいなと、長年願ってきた私です。

昨年5月にフリースクールがスタートしたと知った時は、とても嬉しかった。

お会いしてみると、幼い子供二人のお母さんで、ご自分も学校に行かないという体験をした人。

今では見学者や利用者が増えて、ご自宅で何とかやりくりしながら頑張っています。

新年度からは別の場所で、体制を整えてスタートするようですが、

何とか続けてほしいと願っています。

子育てをしながらの仕事の大変さは、私も経験者なので本当によくわかる。

頑張りすぎて体を壊したりしないようにと願っています。



このような若者が自分の思いや願いに向かってチャレンジする姿を見たら、応援せずにはいられません。
どのチャレンジも決して楽なものではないけれど、明るくめげずに前向きに、損得抜きによく働く人の周囲には、応援する人も集まってくるものです。
人がつながるとまた新しい知恵や力も湧いてくる。
こうやって人は生きてきたし、それしか人間らしく生きてゆく術はないのかもしれないと思う時があります。

3人がこれからどのように生きてゆくのかとても楽しみなので、私もこのような形でも応援したいと思っています。