カンボジアに送る絵本の中に、「オレンジ色のペンギン」がありました。

読んでみたらとても素敵な良い絵本だったので、

参加してくれた二人の中学生と一緒に読みました。

 

「オレンジ色のペンギン」作・絵: 葉 祥明/ 佼成出版社​

【内容紹介】
ぼく、ペンギンのジェイムズ。生まれたときから、全身オレンジ色なんだ。
みんなに、どうしてって聞かれるけれど、ぼくにもその理由はわからなかった。
だけど、ブリザードがきたとき、ぼくの体が輝きだして……。

 

「みんな違ってみんないい」とは、早世の詩人・金子みすゞの詩の一節なのだが、
本来個性とはみんな違うもの。
それなのに他と違うということで、

人間社会ではどれだけ少数派が厳しい現実に直面していることだろう。
違うこと(個性)には、必ず何かの意味がある。
それはなかなかわかりづらいこともあるけれど、

その意味に気付いた瞬間に、その個性が輝きだす。
そんなことを実感させてくれる美しい絵本でした。
もう一つ、この絵本が素敵だなと思ったのは、日本語と英語が併記されていること。
日本では小学生の頃から英語を学ばせようとしているけれど、
私もそうだけどなかなか英語が身につかない。
英語を母語としている人と一緒に、あるいは英語が得意な人と共に絵本を楽しみながら、
短い英語のフレーズを何度も口ずさんでいたなら、
もっと英語が使えるようになるんじゃないかな。

 

葉祥明さんの絵本は、絵も内容もとても大好きです。

彼のことを知ったのは、もう20年以上(いや、もっと前かも)に鎌倉に行った時に、

たまたま出会った彼の美術館に入った時からでした。

 

葉祥明美術館(北鎌倉)

今見たら、葉祥明さんのブログで見つけこんな詩と絵を見つけました。


『春を待つ日』   絵・文:葉祥明

一年でもっとも暗く
寒さも厳しい
二月だからこそ

人は明るい春の
陽ざしを
待ち望む

今は
悲嘆に満ちた
時代だからこそ

人々は互いの
温かな心を
必要としている

 

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