未来の会では毎月昼と夜の例会を開いています。
この会はスタートして24年が経過していて、その分だけ世話人たちも長く不登校の保護者や子ども達を見てきています。
毎月の会報には、前月の例会の報告や、例会参加者のエッセイを載せているのですが、
それはホームページでも読むことが出来ます。
今月の会報の「例会報告」には、世話人や当番の思いが書かれていますが、
「不登校を始めた子供に一般的にみられる状況」についても報告されています。
20年以上たっても、学校に行かなくなった子ども達の言動や親の思いには、本当に共通するものがあるのです。
いずれにせよ、私達が確信しているのは、学校に行かないこと自体は悪いことではないということです。
それは、自分自身を守るために必要だったり、疲労困憊して少し休む必要があったり、
じっくりと自分自身と向き合うための大切な時間だったりします。
十分に安心して休むことが出来た子ども達は、今月のエッセイにも書かれているように
やがて元気というエネルギーが充電され、動き出したくなって、自ら動き始めるのです。
それまでの時間は人によって違います。
どうぞせっかちにならず、子どもについていくつもりで、美味しいごはんと笑顔で見守ってあげてください。