参議院選挙の結果はどうなるのか、人並みに気になっている。
なんだかんだ言っても与党が勝つのだろうとは思うが、勝ち方は今後の政治に影響を及ぼす。
国民の思いを無視はできないのだという、緊張感くらいは持たせなくてはならない。
私は早々に期日前投票をしてきたのだが、きっとまだ迷っている人も多いのではないか。
参議院選挙ボートマッチというサイトがある。
出てくる質問に答えていくだけで、候補者が自分の考えとどのくらいマッチするかが出てくる。
クイズ感覚で試してみて、特に若い人にはその結果を参考にして、ぜひとも投票してほしい。
以前に、誰かのブログか評論で、「民衆は勝馬に乗りたいのだ」という記事を読んだ。
今探しても見つからないのだが、つまりはこのようなことだったと思う。
力の弱いものは自分の力では勝ち上がれないので、勝馬に乗ろうとする。
つまり、勝ちそうな人や組織の側について、そのおこぼれをいただこうとするのだ。
「寄らば大樹の陰」とか「長いものに巻かれろ」「付和雷同」も同じようなものだ。
こんなに類語があるということは、日本人の「島国根性の特性」なのかもしれない。
しかし、それは自分の現在や未来を、今強いと思われる人や集団に委ねることである。
その結果が自分に不都合なことになっても、甘んじなくてはならないということだ。
不登校もひきこもりも、これらの日本人の傾向性により進められた教育や、社会制度の結果の要素が大きいと考えている。
現代日本の政治で勝馬に乗れる人はごく少数派。
それも、力も金もある人ばかりなのだ。
殆どの庶民は、勝馬に乗るつもりで与党に投票しても、決しておこぼれにはあずかれません。
そのことにちゃんと気付いてほしい。
自分の現在と未来のために、美しい言葉や美辞麗句の公約という嘘に騙されないでほしい。
私は与野党問わず「公約」は参考にするだけだ。
国政選挙の公約がきちんと守られることなんか、今まで見たことがない。
その場限りの選挙民の受けを狙う言葉ばかりが並ぶのが常だ。
ただ、何を重要視しているかは垣間見ることはできる。
選挙権を持っている人は、じっかり目を開いて考えて、自分の意志で投票してほしい。
わからないから選挙に行かないなんてもったいないことはやめてください。