通信制高校の長男。
卒業予定者として今年度学校に通う。
明日は高校の面談日。二者か三者か、事前に選べたので三者面談に丸つけて学校に提出。
明日は母は仕事なので、父親に代わりに面談に行ってもらう。
長男の希望は専門学校に行きたいらしい。
アルバイトで食品を取り扱う事が多かったこと、そして本人いわくもこみちさんに憧れて。”調理師学校”に希望をしている。
調理師免許もとりたいし、栄養士の免許も・・・とりたいなぁ。夢をもっている。
不登校の頃には夢なんて持つこともなく、希望って言葉を靴で踏み潰していたとおもう。『どうせ・・・』が口癖だったし、何することも『めんどくさい』で済ませた。
どうやって夢を希望を持ってくれるのだろうかと、そうすれば、夢に向かって前を見て歩き出してくれるのでは、不登校の壁を乗り越えてくれるのでは、等とあの頃は必死に母は思ってた。
夢や希望がどこに転がっているのか分からなかい。本気で母はそう思ってたので、とにかく外に連れ出すこと、外気に当たり何かを感じてくれるのでは、なんて考えた。
結局、色々連れ出したりしたものの、結局は自分で見つけてこその『夢であり希望なのだ』と改めて感じた。
本当に調理師学校に通えるのかはまだ分からないけど、明日先生との面談で情報をかき集めてくるしかない。
またいろんなお金が必要になってくる。分かっているけど、いくらあればいいんだろう?
体調不良で度々仕事を早退してくる父親に、子供の学費どう考えているんだろう?って問いたくなる。
あー、不安だらけ。
さっき、長男と小さい喧嘩してしまった。
母の心は金銭的不安がズーとあった。
そこで長男のスマホがこのタイミングで壊れた。
『修理にいこう❗』簡単に言う長男についつい余計な事を母は言ってしまった。
分かっているけど修理しなきゃいけないこと。けど末っ子の部活動のラケット代にユニフォーム代に皆簡単に母に『買って』『直して』って言うけど、母は金のなる財布持ってないんだよ。
更に拍車をかけるように父親が『病院に行くから』そう言っていつも万単位で必要とする。
食卓の上に手付かずで残っている長男の夕御飯がポツンと残っている。
あ~あ、母親失格なのかなぁ。