今世間では『コメの価格高騰』が賑わってる。確かに高い。


私の実家は農家。今年一月に亡くなった父の残した土地をただ荒らしたくない気持ちだけで、先祖代々から続く米作りをノウハウの無いまま、勢いで続けてる。


今年は米作りの経過を報告する父もいない。田植えを終え、1週間後には既に雑草の影が見える。


米作りはホント休みがない。つくづく思う。平日は会社勤めの仕事しながらの週末農業。


近所でも近年高齢化で米作りをやめる人が増えた。『米は作れば作ったほど赤字になる。』米作りをするようになって、その言葉が理解出来る。何のために米を作っているのかさえ、立ち止まると分からなくなっている。荒れた土地が増え、イノシシ、鹿、などあらゆる鳥獣被害に遭うことも。一晩でこんなになる?


驚くことばかりの農業。


赤字を出してまで作る意味があるのだろうか。ふと立ち止まるとそんな言葉が頭をよぎる。


そんな時、大事件が起きた。


田んぼが割れた。いわゆる『地滑り』が起きてしまった。


見事に割れ、30センチの段差が現れた。この1週間雨が降り、その影響なのか?


前日は雨の中、その田んぼの中央で私は田んぼに入り、雑草と戦っていた。その時は何も異変には気付かなかった。


自然の力を改めて知った。すぐ周りの人達が色々と助けてくれた。役所の人も現地調査に来て、直すとなると1000万〜、えっ?こんな山の中で民家も見えない場所なのに、こんな所で1000万?個人で払える金額じゃない。


お父さんが生きていたらどう判断したんだろう?


教えて欲しいのに、なんでいないの。どうしたらいいのかな?