【農業承継物語⑤ ~故郷への恩送り~】選択&行動&決断 | 2525nouentamuraのブログ

2525nouentamuraのブログ

農家5代目、3人兄妹末娘ゆかりの農業承継奮闘日記

おはようございます!

 

 農業×運動×心理学で「心と身体に栄養を✨」ニコニコ飛び出すハート

 

【にこにこ農園ニコニコたむら】のゆかりです。

 

今回の見出しは、キウイフルーツ(グリーン)をイメージしてみましたウインク

さて今日は私が実家の農業を継承したいと

両親に本気で伝えるに至った背景をお伝えしていきます。

 

【農業継承物語その①】でも書いたのですが

「私の大切にしたい場所はここだ!」と強く感情が動いたのは

2020年の年明け、実家の居間にいたときでした。

 

今までもこのような感覚は何度もあったのですが

この時は、何か無性に「心」が動いたんですね。

 

2020年はとっても不思議な年で

色んな出来事がありました。

 

まず一つ目。

以前から診察を受け経過観察をしていた子宮筋腫が大きくなり

子宮筋腫の大きさと出来ている位置の悪さから

開腹手術をしないといけない可能性が高いという話がありました。

 

開腹手術はちょっと嫌だな・・・と思い

親友にその話をボソッとすると

その親友の従妹のお姉さんが働く病院の先生が

たまたま子宮筋腫の腹腔鏡手術の名医だということで

紹介を受けその病院で子宮筋腫の腹腔鏡手術を受けることになりました。

この不思議なご縁にも感謝ですm(__)m

 

そして2020年2月26日入院。

手術は2月28日でした。

 

この私が入院した日の翌日から

面会謝絶チュー

そう、新型コロナウィルスの影響です。

まだ新型コロナウイルスの影響が小さかったので

私は無事に手術を受けることができました。

 

手術を終えた後。

何となく全てが一回リセットされたような、そんなスッキリした感覚がありました。

 

よーし!新たなスタートだ!

まだ病み上がりなのに

そんな感覚さえありました。

 

この10日間程の入院生活。

仕事のことを一旦端に置き

自分のことに集中できる時間となった訳です。

 

そして二つ目。

2020年4月7日。

緊急事態宣言発令。

しかも私の誕生日~照れ💦

有難いことに忘れえぬ日となりました。

 

その後、実家に帰省できない日々が続きます。

十数年振りに5月の梅もぎの

お手伝いができなかった年になりました予防

 

そして三つ目。

2020年7月。

そんな中、キャリアコンサルタントの資格取得に向けて

勉強を始めます。

キャリアコンサルタントとは

「個人の主体的なキャリア形成と職業生活の充実、ひいてはわが国の雇用の安定に貢献することを目的」

としています。

何より自分自身について深く洞察をする、大きなきっかけになりました。

 

そして四つ目。

2020年9月。

私を前職の会社に誘ってくれ、

創業期から大変お世話になっていた方の退職が決まったんです。

これはとても衝撃的な出来事でした。

私自身、色んなことを考えさせられた出来事でした。

 

今、思い返すと2020年から1年半くらいの期間は

農業を継承すると決断をするまでの

心の準備期間だったように思いますニコニコ

 

さて、ここからが本題です(笑)

 

2020年を終え、2021年。

いよいよ農業を継ぎたいという意志が高まり

両親にも小出しに「農業を継ごうと思っている」と

話をし始めました。

 

両親は半信半疑どころか・・・

9割以上、話半分で聞いていましたびっくり

というより、やや反対モードですね💦

そう、私の本気度が伝わっていなかったんです。

 

これは時間を掛けてでも行動で示すしかない!

ということで、ここから徐々に私の作戦が始まります物申すヤー

 

まず兄姉への想いの共有。

すると姉が・・・

私も「キウイフルーツなら私も出来ると思ってる!🥝」と言うのです。

私と同意見でした。

今でも忘れない、私が東京に帰るバスを待っている、

下仁田町の道の駅での出来事でした。

 

小さくてもいいんです。

兄姉の根拠なくとも「やってみたら?」の一言が欲しかったんですね。

 

2021年4月。

キャリアコンサルタントに合格し

これを下仁田町のキャリア教育に役立てたいな~✨

なんていう話を両親にしました。

徐々にアプローチが始まります。

 

2021年7月。

図書館に通いながら

キウイフルーツ農家さんでキウイフルーツの栽培に詳しい人は多いけど

栄養価についてオタク並みに話せる人がいないことに気づきました。

 

どうせなら「キウイフルーツ」の栄養価についても語れる農家になりたい。

文献もそうなのですが、栄養価に詳しい専門家の方に会いたくなりました。

 

そして出会ったのが

駒沢女子大学・人間健康学部/学部長を務める西山一朗先生でした✨

 

⇩⇩

 

 

2021年7月5日。

ダメ元で西山先生に

ながーーーーーいメール✉を送りましたm(__)m

 

すると!!

お会いしてくださるというのです✨

しかもとっても丁寧なメールの返信に感動してしまいましたえーん

 

2021年7月10日。

10時~約3時間もお時間を頂き、

なぜ先生がキウイフルーツの研究をするに至ったか、というお話から

実際の研究のお話までお伺いすることができました。

そして・・・

キウイフルーツの可能性を十分に感じることのできた時間となりました🥝

 

また先生のお人柄には本当に感動を覚え

私自身、後世に惜しみなく自分の知識・知恵を与えられる人間になりたいと思ったのです。

 

先生から頂いたエールは本当に励みになり、

先生から頂いた資料を持って早速実家に帰省🏠

 

「私、農業本気で継ごうと思ってる。キウイフルーツをやりたい!🥝」と

両親に会社にも退職の相談をしている旨を伝えたのです。

 

この辺りから両親が

「どうやら、ゆかりが本気らしい・・・」

ということに気づき始めたようでした。

 

ここから約2年間。

私の行動で示す作戦が続くのでした物申すヤー

西山先生に教えて頂いた内容で

キウイフルーツ🥝の水溶性食物繊維のお話があったのですが

この内容を腸の専門家・松生先生が分かりやすく書いています。
⇩⇩⇩
 

 

医療も日進月歩で新しい情報もあると思うのですが

こんな想いと人との出会いの中で

私自身がキウイフルーツ🥝農家をやりたいと思ったということが

伝われば嬉しいですニコニコ

 

なのでまずは・・・

キウイフルーツ🥝で下仁田町を元気にします!
 

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございましたニコニコ