受け取り拒否をし続けてきた母の300万円、昨日ついに受け取りました。やっと負けました。罪悪感も義務感もなく、あるのは感謝だけです。
 
茨城の心屋カウンセラー新妻淳子です。
 
種市勝覺さんのブログによると、どうやら昨日は金運・才能開花の日だったらしいです。図らずもお金に関する事件が!!
 
昨日は仕事が休みで姪っ子を保育園に送って行きました。私は送迎が初めてだったので母に同行してもらい先生方にご挨拶したのですが、私が通園していた時にお世話になった先生と再会することができました。
 
先生は「大きくなったね~」「よく来てくれたね~」と私の腕をバシバシして喜んでくださって、それだけでもう十分に心が満たされる出来事でしたが、ここで突然、母が私の自慢話を始めたのです。私はこの時「忙しいからもういいよ」と制止してしまったのですが、確かに私を自慢しているではないですか?!(恥)(謎)(驚)
 
母は後者なので空気を読めません。思ったことをそのまま一方的に話します。なので、みんなの前で私の失敗談を明かし、私が大恥をかいてみんなが気まずそうにしている、というのがこれまでのパターン(という認識の私)。いつもと違うパターンに驚きましたが、言葉に表裏はありません。なので自慢は本音なのかも?!...本音だと思う!!(動揺)
 
その後、二人で銀行に行きました。母がコツコツ貯めてくれていた私名義の定期預金を解約するために。ずっと受け取り拒否をしてきましたが、ようやく2週間程前に受け取ることに決めました。その後も心は揺れましたが、今日ついに300万円を受け取りました。
 
銀行で手続きを待つ間に母が「大学卒業おめでとう(3月まで通信制大学で学んでいました)。仕事しながらよく頑張った。自分のお金で大学に行って偉いよ。親や祖父のお金で東京やアメリカの大学に行った〇〇たちより偉いんだよ。今日は保育園の先生にもその話ができて嬉しかったの。」と私に話すのです。
 
まさかの展開に母の愛情を感じてウルウル(泣)母はこんなことを言う人ではないのです。私が言えないようにしていたのですけどね。どうやら母は親の責任として学費を払いたかったようです。私に受け取ってもらって嬉しいらしい。自慢の娘らしい。(マジか…) 
 
高校受験の時、母は「ウチはお金がないから私立はダメだからね」と言っていて、勉強嫌いだった私は大学へ進学しようなんて考えたこともなかったけれど、この一言で「私にはお金を払いたくないんだ(=私は愛されない人間だ。価値のない人間だ。)」と勝手に心に刻んで拗ねていたみたいです。
 
私は成績も良くなかったため、「なんでこんなこともできないの!お母さん恥ずかしい」とよく怒られていました。褒められた記憶はほとんどありません。母は褒めるのが下手だったし、私は受け取るのが下手だった。ただそれだけなのですが、年齢を重ねるにつれ母と距離を置き、向き合うことから逃げてどんどん拗ねが強くなりました。
 
心屋塾マスターコース中に向き合わざるを得ない状況になり、母からそのままの私でいいと言ってもらい認めてもらったはずなのに、まだどこか疑って拗ねていました。素直になれない自分がいました。お金がないと言っているのに母がくれると言えば拒否したりして。
 
私は確かにお金がないと言いましたが、冷静に考えれば、美味しいものを食べ、東京のセミナーにも行き、それほど生活に困っているわけではありません。とすると、私は本当にお金が欲しかったのか?…本当に欲しかったら断るはずもなく…もしかして本当に欲しいものは他にある?…母からの愛情か~。
 
というわけで、やっぱり目の前の問題はダミー。私は「お金あげるよ」と言ってもらうことで、母の「愛情」を確認していました。お金を受け取ってしまえば「お金あげるよ」と言ってもらえなくなります。つまり愛情をもらえなくなるのです。拒否しておけば何度も「お金あげるよ」と言われて「愛情をもらえる」というわけです。
 
お金の問題のようにして愛情の問題を隠していました。お金を通して気づいたのが愛情です。お金と愛情って全く別物のようですが、実は同じでした。母と距離を置いて愛情を受け取らないようにしていたのは私です。あれこれ言い訳してお金を受け取らなかったのも私です。300万円受け取る価値のない娘だと決めつけたのも私。
 
お金も愛情も受け取りを拒否していたのは自分ですが、受け取ると決めたのも自分です。私は受け取ると決めたら、ないと思っていたお金も愛情もあることに気づきました。愛情クレクレ星人なのは頭でわかっていても、行動が伴っていなかったため腑に落ちていませんでした。
 
受け取ってみるとただただ感謝です。無条件に愛されていることを実感します。受け取ったら恩返ししないといけないとか、母の小遣いが減ってしまい申し訳ないとか、そんなことじゃないのですね。母親の愛情ってそんな生ぬるいものじゃなかった…。
 
ちなみに母もお金を通して愛情を確認していました。祖父が亡くなった時、母は遺産相続を放棄しました。自分で放棄しておいて、ことあるごとに「私は遺産を貰えなかった」と言うのです。昨日も銀行の待合室で「他の孫たちはたくさん貰ったのに…」と少し申し訳なさそうに言うので、「もっといっぱい貰ってもよかったよね」と言って二人で笑いました。これで母も問題が問題じゃなくなっていたら嬉しいなぁ。
 
お金に悩んでいるという方は、お金を通して本当は違うことに悩んでいるのかもしれませんね。どんな問題が隠れているのでしょうね。宝探しのようにワクワクしながら見つけられるといいですね。
  

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