昨日の記事の続きです。

最近もまた怒りで支配される関係になりました。その状況というのは自分が作り出しているので、自分がそれに気づいて自分が変わればいいのです。自分が変わると相手も変わります。そんな経験をお伝えします。

茨城の心屋認定カウンセラー新妻淳子です。こんばんは。

その人は、私の面倒を見ることで自己価値を見出す人でした。私も恩を感じ、恩返ししたいと思っていました。自分の思いよりその人の言うことを優先していました。ここではまだその人に「協力したいでした。

ある日その人が私の行動に激しく怒り出したのです。私は自分の責任で自分のしたいように行動しただけなのですが、その人の思い通りの行動ではなかったのです。「存在価値を軽視された」と激しく怒ってきました。

私が怒らせたのではなく、その人の都合で怒っている。だから「怒られる=私が悪い」とは思いませんでしたが、怒りの感情への恐怖心が強く、自分を見失いました。その場は冷静を装いましたが
怖かった~(ノД`)・゜・。それさえ誰にも言えず苦しかった~。

この一件から、私はその人の顔色をうかがうようになり、怒られまいとその人の思い通りになっていきました。無意識に。ここからは恐怖から逃れる行動「協力しなくちゃ」です。

その人は怒った後、猛省して私に謝罪してきました。私の行動を異常なまでに絶賛するようになり「嫌われたら困る」と必死な様子でした。謝られても怖いものは怖い。絶賛されても恐怖は拭えませんでした。すぐに表情に出す人だったので、顔を見るのも怖かったし、目も合わせられなくなりました。

私はこれまで面倒を見てもらった恩があります。今後も面倒を見てもらえたら、それはありがたいでも無理にその人の言いなりになる必要はない。それとこれとは別のこと。切り離して考えました。

すると、自分が心地よい距離で接することができるようになり、私はこうしたい、こうしてほしい、
嫌なものは嫌、と主張できました。最初はその人の思い通りにならないことが怖くて、その人の反応を気にしていましたが、徐々に慣れました。その人の反応に私が過剰反応しなくなりました。

その後も紆余曲折ありましたが、凄いことが起こったのです。その人は私以外に思い通りに協力してくれる人を見つけて、去って行ったのです。去る者は追わずが私のポリシー。これまでお世話になったことを感謝して、穏やかな気持ちで送り出すことができました。その人はもっと大きなところに活動の場を移されるようで、お互いにとってよい結果になったことが嬉しい~!(*^^*) 


まず、怒りに支配されている自分に気づくことから。でも案外これがいちばん難しいのかもしれません。渦中にいると気づけないのですよね。ホント。。。自分のやりたいことがわからない人は、もしかすると「怒りに支配されて自分を見失っている」のかも??


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