振り返ってみると、私は息子が不登校になる前から親子関係がうまく築けなくて苦しかったんだと思います。
だと思います、というのは、当時、全然自覚がなかったから。
うまくいかないこと、子どもとのバトル、そういうことはどこの家にもあって、「そんなもんだ」と思っていましたし。
子どもとのバトルが起きると、選択肢は「吠えて子どもに言うことを聞かせる」か「私が我慢して飲みこむ」の二択でした。
もちろん、言うことを聞かせるのが第1の選択肢で、どうにもならないと、私が我慢する、というような具合で、どちらを選んでも、親子が平和、にはなりませんでした。
今考えたら、選択肢がその2択しかないというのが苦しさのもとなんですよね。必ずどちらかが我慢するわけですから。話を聞くとか、話し合うとか、そういうことが全然できなかった。
話し合っていたつもりだったけど、あれは「説得」か「説教」だった。
対等に話をして、話を聞く「対話」ではなかった。
それは私自身が、親に気持ちを聞かれてこなかったことも関係していると思います。
少しずつ、自己受容で自分の気持ちを聞きながら、過去に寄り添いつつ自分を癒して来たら、過去の自分の心のカラクリがわかるようになりました。
あと
ちゃんと話が聞けるようになって、対話できるようになりましたよ。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます
*2525hareru/原祐子*