在るがままの自分の気持ちを
受け止めるのが、辛すぎるとか
受け入れ難いとき、

まるでそんなものは無いかのように
否定したり、大したことないのだ
というフリをしたり、はぐらかしたり、
理屈をつけねねじ伏せたり、
ということをしていないでしょうか。

そうやって、表面的な体裁を
取り繕うことが常態化していると、
どんどん本当の自分と乖離して、
自分がわからなくなっていきます。

もちろん、そうするにはするだけの
理由があり、そのようにして生きることで
やっとバランスを取ろうとしている
という面もあるのでしょう。

けれど、それもそれで、
別の辛さを生んでいくことになるので、
自分が本当に感じていること、
事実を受け止めて生きられるように
していった方が、

長い目で見たときに、
無理なく人生が調和する方向に
向かうと思います。

今回は、特に自分の気持ちをはぐらかす
ケースについて書いてみたいと思うのですが、

このような態度は鏡の法則を通して見ると、
どれだけ真剣に自分が訴えても
まともに話を聞いてもらえず、
はぐらかされるといった人を引き寄せる
ことになります。

本当にちゃんと受け止めてほしい
自分の気持ちをはぐらかされるのは、
どれだけ悲しく、虚しく、
淋しいことでしょう。

もし親御さんがそういった方なら、
あなたの幼少期はとても孤独で、
怒りに満ちているか、不信感と虚しさで
一杯だったかもしれません。

本当に親身になって、否定せず、
受容してくれる存在が側にいることは、
深い安心感とこの世界に対する
信頼の感覚を育みます。

それが欠落した状態で
生きて行かなければならない辛さは、
計り知れないでしょう。

この苦しみを埋めるために、
以後の人生、様々な関係性の中で
絡み合っていく歩みをたどることに
なるわけですが、

最終的にこれらの苦しみを癒し、
この不毛な旅を終わらせるのは、
自分が自身の気持ちをはぐらかさず、
真っすぐに受け止めることが
カギになります。

周囲の人間関係と言うのは、
自分が自身にしていることの
写し鏡なので、

鏡に映る像をいくら追ったところで、
そこに映るのは自分の姿です。

であるならば、まずは
自身に対する在り様を改めるのが先で、
それができると、人生は温かく
信頼に足る優しいものになっていきます。

では、今なぜ自分の気持ちを
はぐらかしてしまうのか。
もう少し掘り下げてみましょう。

真っすぐにその気持ちを受け止め、
対峙したらどうなってしまうでしょうか。

面倒臭い、辛すぎる、恐い、などなど
受け止められない理由がそこにあります。

そしてまた、多分その時は息を詰めて、
とても居心地悪く感じていると思います。

だからこそ、はぐらかすことで
その居心地の悪さを解消しようと
してしまうのでしょうが、

いつも逃げてしまうループを絶ち切るためには、
その居心地の悪さをしっかり捉えて、
深く命の呼吸をして、そこに留まります。

このとき、呼吸を深く続けることが
大事なのですが、それによって

分離している自分の心と体を
繋ぎ直しているんですね。

今まで、居心地が悪いとすぐに
自分から逃げ出して、自分がお留守
の状態にしていたわけですが、

逃げないで自分自身に留まることで、
今まで見捨てられてきた自分が
安心するんですね。

あ、一緒にいてくれるんだってね。

そういう体験をたくさん重ねて行くことで、
自分の中でバラバラになっていた
乖離した部分が調和しながら
一つに戻っていきます。

もう、自分を見捨てたり誤魔化したり
はぐらかさずに、まっすぐに見つめ、
在るがままを抱きしめられる自分が
育っていくのです。

そうしたら、あなたの周囲には、
まさにそのように接してくれる人が
現れるでしょう。

他者への信頼は、まず自分自身への信頼が
ベースにあるんですね。

自身への信頼がない他者への信頼は、
盲信と言います。

確かなベースを、自身の内に
育んでいきましょう。

 

 

 

 

 

 

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