今回は魔法基礎知識第4回ということで、魔法を扱う素質について解説します。
皆さんもお分かりのように世の中の人みんながみんな魔法を使えるわけではないのです。
魔法を使うには魔法を使う人自身の中にある程度魔力がないといけません。
そこで魔力が高い人というのは魔力を体に帯びやすい人、魔力のない人というのは魔力を体に留めることができない人のことです。
これは体質の問題で、生まれながらの素質ということになりますね。
魔力を貯めることができるできないというのはその人の運次第、ということになります。
一応最近の研究の成果から、手術を行うことで、魔法を使える体にすることはできますが、手術はかなり高額になりますし、成功率もまだあまり高くないので、おすすめはできません。
魔法が使えないと生きていけないというわけではありませんし、魔法が使えないからといってあまり悲観するほどのことではないです。
それと、魔法が使える使えないというのは遺伝には関係なく、また、種族によって、魔法を使える人、使えない人の割合も変わってきます。
たとえば普通の人間だと、およそ7割が魔法を使うことのできる体質です。
また魔法が得意とされている種族はもっと割合が高く、エルフはほぼ100%の人が魔法を扱うことができるそうです。
そして、一言に魔法が使える体といいましても、貯めて置ける魔力の量には人によって差が出ます。
魔力を元から多く貯めることのできる人、あまり貯めることができない人がいますので、自分の魔力にあった魔法から使っていき、だんだんと自分の中に貯めておくことのできる魔力を増やしていきましょう。
魔法を繰り返し使うことにより、だんだんと自分に貯めることのできる魔力も増え、より強力な魔法が使えるようになります。
ただ、魔法は使えないこともないけれど、うまく使えないという人もいます。
無理をしないことが肝心ですので、がんばり過ぎないようにしてくださいね。