2月15日は父の誕生日なので、13日から札幌に行った。
今回も、北海道は猛吹雪。空の便は乱れていた。
そんな時に、遅れることはあったけれど、無事に行って帰ってこれたのはラッキーなことだった。
父は去年の暮れに痛めた腰のリハビリでまだ病院に入院している。
コルセットをつけてはいたけれど、杖をついて歩けるところまでは回復していた。
そして今回、父が突然「ここを退院したら老人ホームに入ろうと思う」と言った。
入院する前は、何とか自立して暮らしていたけれど、色々と不具合もあり、もっとサポートを受ける必要があった。
それをかたくなに拒んで、一切聞き入れなかった父が、今回の入院で心境に変化が起きた。
そして、家の近くの、ある老人ホームに入所を希望していた。
そこは、母の姉である叔母が入所しているホームで、私も心の中でいつか父もここに入れるといいなぁと思っていたホームである。
とはいうものの、そこはいつも満室で順番待ちの状態なので、とりあえず病院が勧めてくれるところに入って、空きができたら移ろうということで、申し込みに行った。
そして、ラッキーなことに、タイミングよく、偶然一部屋が空いたところだった。しかも叔母と同じ二階のフロアーだった。
すぐに父のもとに戻り、そのことを伝え、どのプランにするかを相談して、夕方、義妹と一緒にホームの担当の人に会って、必要な書類をもらい、すべての段取りを整えた。
誰も予想していなかったけれど、誰にとっても一番いいことが起きて、夢のようだった。
今回の父のケガは、「もう十分に頑張ってきたのだから、人のお世話になって、楽に暮らしてゆきなさい。」という宇宙の計らいだったのでは。そして亡くなった母の導きもあったのかもしれない。
私は天を仰いで何度も感謝した。
そして、「宇宙に与えたものが返ってきたのだ」とも思った。
父は人の話は一切聞かない人だ。傍からみると、それによって、自分にも周りにも、困った状況や辛い状況を引き寄せていた。
それを見ることが辛くて、何度も何度も、父にそれとなく意見を言っても、すべてはねかえされていた。
そして私は、あきらめて、そんな父をそのまま受け入れ、父のために祈り続けた。
離れて暮らす私が、置かれた場所でできることを精一杯やることが、結局は父のためになるのだと知っていたので。
そう、仲間と一緒に老人ホームに行って、紙芝居を演じたり、歌ったりして、父と同じ年頃の人達と楽しい時間を過ごす活動を6年間続けてきたことも、宇宙への貯金を父の講座に入れ続けていたことになったのではと思った。
目には見えないけれど、祈りや自分が発したそういうエネルギーは、自分が世界に与えたものであり、それは自分の願う状況の実現という形で返ってくるのだと思う。
そう、宇宙は嘘をつかない。そして気前よく、ラッキーでハッピーな、ものを与えてくれる。