お稽古がはじまってすぐ、お姉さんが「あらら~」と困ったご様子。
聞くと、三味線のネジがまわらないというのです。
しかも三の糸。
湿気を含むと、こういうことがおこります。
若手で力持ちの小間使いが全力でやってみても、びくともしないのです。
布をあてて回してみても、反対向きに回してみても効果なし。
年長の方が、「コツがあるのよ」と、ネジの向きや角度を見ながらチャレンジしてみてもダメ。
力でも技でも動かないのです。
もともと動かないようにできてるんじゃないかって思うくらいでございました。
これでは、音の調節ができません…。
そこで、とうとう先生にみてもらうことになりました。
すると!
いとも簡単にキュキュっと回すではありませんか!
力ではないのですね。
何かコツがあるんですね。
これが、師匠の貫禄。
…三味線を置く場所には、湿気とりも一緒に置きましょう。


