三味線は音を固定しない楽器、ともうしあげました。

でも、とんちんかんに音をだしているのではなく、ある音を基準に、三本の糸を調弦いたします。

ある音とは、その人がその唄で使う、一番低い音でございます。

民謡を唄う時、小間使いは、「○尺○寸」で唄います…などと言います。

この「○尺○寸」は、尺八の長さを示しています。
尺八は、短いほど高い音がでます。

たとえば、七寸で唄うならば、七寸の尺八の音に三味線の一番低い音を合わせて、それを基準に糸の張り具合を調節します。


三味線の一番低い音とは、三本の糸のなかで一番太い糸の開放(どこも押さえないで弾いた音)。

この音を基準にするので、「○尺○寸でうたいます」と言うんですね。

これはあくまで尺八を基準にしていますが、三味線の音については「○本」という言い方もします。

お教室によってちがうみたいですね。

三味線の話、続きます★
木曜日は銀座でお稽古の日でございました。

小間使いは、またまた民謡にまつわる簡単なお話をご用意させていただきました。


今回は、三味線についてでございます。

まず何よりも、三味線はピアノやギターとは全然違う概念の楽器なんだという事。


三味線は、ピアノやギターとは異なり、音が固定されておりません。

唄や唄う方に合わせて、その都度音をあわせるのです。

どういうことかといいますと。

ピアノなら、鍵盤のドの位置をたたけば、いつもドの音がでます。つまり、音が固定されています。

ところが、三味線の場合は、棹の同じ位置(ツボ)を押さえて弾いても、糸の張り具合によって違う音がでます。

ピアノだったら調律がくるっている!

と、お直しをお願いしなければならないところですが、三味線はそういう楽器なのです。


音が位置で固定されていないので、たった三本の糸で、色々な唄に対応できます。


蛇足ですが、小間使いは、三味線のこういう性質は日本の庶民らしいなと思います。

ひとつの畳の部屋で、ちゃぶ台をだして食事をして、ちゃぶ台を片付けて布団をひいて寝る、布団を片付けてまた別の事をする…というように、ひとつの物を場面によって使い分ける日本人。

食事はダイニングで、睡眠は寝室のベッドで、と、部屋の役割を固定する欧米。

日本でも、「○○の間」があるように、日本人なら絶対にそうだ・欧米人なら絶対にそうだ…とは限らないんでしょうけど…。


ちょっとだけ、通じるものがあるような気がするのでした。

続きます★
昨日は、越谷のケアホームにボランティアの打ち合わせに行ってまいりました。
 
大きなところで、100人以上の利用者様がいらっしゃるそうです。
 
皆様に楽しんで頂けるよう、色々考えるのも唄って、踊って、お茶汲みします。-65P600133_DCE.GIF楽しみ唄って、踊って、お茶汲みします。-65P600133_DCE.GIFです。
 
 
その後は、いつものとおり、火曜日薬師堂でのお稽古でございました。
 
年末のおさらい会は、薬師堂の合唱は山形大黒舞、個人は相馬どつき、広島木遣、最上川舟唄で決まりそうです。
 
山形大黒舞は、秋田大黒舞とごっちゃになってしまいそうで…唄って、踊って、お茶汲みします。-areme7dc010e0e2537_0.GIF
 
半年は長いようであっという間。
 
お稽古頑張ります…!